罪悪感が解決してくれることは一つもない

最近のセッションでは、「不倫した側」からのご相談も増えております。

前も書きましたが、不倫した側の方が(逆の立場である)私にご相談に来てくださるのって
(こちら側が思う以上に)とっても勇気がいることです。

そこを一歩踏み出してくれたからこそ、
そのご夫婦はきっと「再構築への道」を歩まれるんだろうな、
それを心から応援させていただきたいなと改めて強く思います。

不倫した側の方が一番大きく抱える感情として挙げられるのが、
罪悪感
なのですが、
今日はこの取り扱いについて思うところを書きます。

不倫をした、
それがばれて配偶者を傷つけてしまった。
2人の間の愛情と信頼を破壊してしまった。
場合によっては、それ以外の人間関係も巻き込み、破綻に追い込んでしまった。

事の大きさに気づいた人ほど、自分への罪悪感に苛まれます。
それはいたって、正常な反応です。
(サイコパス型人間であれば、罪悪感さえ感じないでしょうからw)

なんであの時・・・
どうして自分は・・・
こんなことでは、もうダメなんだ・・・

考えても解決しないと分かりつつも、自分を責めずにはいられない。
後悔ばかりがぐるぐると心を支配する。

この罪悪感から逃れたくて、理想とは真逆の行動をとる人も多くいます。
(お前が悪いから不倫したんだ!!!と配偶者に逆切れをしたり、
こんなことに悩むお前がおかしいんだ!!!と問題を過小評価したり、
家を飛び出して不倫相手に逃げ込んだりするケースも多い)

罪悪感というのは、とても厄介なものなんですよね。。。

ですが
ハッキリお伝えしますと、

罪悪感が解決することは何一つありません!!!

もっと厳しく言いますと、

なんで罪悪感にさいなまれつづけるのか?

それは、その方が楽だからです。
罪悪感に苦しむ自分、でいる方が楽なんです。
何もしていないけど、何かしてる気になれるからね。

相手に真剣に向き合ったら、目の前で罵声を浴びせられるかもしれない。
歩み寄ろうと努力しても、無視されるかもしれない。
謝ったって、許してもらえないかもしれない。

自分の中で罪悪感をかみしめているだけなら、現実には傷つかなくて済むから。

でも繰り返しますが、それは何の問題解決にもつながりません。

私のところにご相談に来てくださる方は、
(不倫をしてしまったけれども)
「もう一度夫婦としての関係性を再構築したい」と心から願っている方ばかりです。
(そうじゃない人はまず来ないw)

だからこそ本気でお伝えしたいのです。

罪悪感があろうとなかろうと、もうそれ、どーでもいいんで、

とにかく具体的に動いてください。
相手の話をたくさん聞いてください。
自分の気持ちも、ていねいに伝えてください。
一度試したけど、相手に話を聞いてもらえなかった?
いや、勝手に諦めないでください。

2回、3回、30回、365回と繰り返してみてください。
違うやり方を、思いつく限り試してみてください。

不倫をされた側が見たいのは、心の中にある(かもしれない)罪悪感などではなく
あなたがどう行動している姿を見せてくれるのか?に尽きるんです。

(どんな行動が、相手の信頼回復に効果的なのか?それは相手に尋ねてみてくださいね)

まずは、混乱する事態を招いたことを、
心を込めて謝ることが第一歩でしょう。

それすらやらない人に限って
「私は不倫したからって、一生加害者扱いされねばならないんですか?」って聞いてくるんですけど、
いやいや、せめて365日試してから言ってくれよ・・・w
(半分の時間も経たないうちに、必ず何かが変わります。変わらなかったら私にクレーム言いに来てw)

行動のヒントは、過去記事にも書いています。
不倫をしたが夫婦をやり直したい人へ。不倫した人がするべきこと10箇条

具体的なアドバイスは個別固有になってしまいますので、
気になる方はぜひ、けむりとお話に来てくださいませ。
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