前記事にも書きましたが、
「不倫をした側」「された側」は見えている景色が全く違うことが多々あります。
だからこそ、話し合いをしようとしても
不倫された側が相手をただただ罵倒し、非難する形になってしまったり、
(それが暴力的な行為にまで発展してしまうことも)
された側は、自己保身に一生懸命になって
自分の行為を正当化、配偶者を逆に責めてみたり(いわゆる逆切れ)
論点のすり替えをしてきたり。
無意識のまま、感情の赴くままのコミュニケーションだと、どうしても「ズレ」が広がる結果になりがち。
不倫の発覚後は、嫌でも配偶者との話し合いが増えることが多い。
離婚であれ夫婦継続であれ、
「二人」にとっての正解は、
「二人」でのコミュニケーションの先にしかないものだから、
ぜひ話し合いの場は大事にしてください。
だからこそ、話し合いの前に必ず確認してほしいことが
「今ここで、二人で話し合う『意図』はなにか」
について。
話し合いの目的、ですね。
それをぜひ言葉で確認してほしい。
不倫された側でいえば、多くの方の求める目的は、
「相手に対して失ってしまった『信頼』をもう一度取り戻したい」
「もう一度あなたを信じたい、愛したい」
ということだと思うんですよ。
決して、相手をただ罵りたいわけじゃないはず。
(いや、罵りたいけどさwww
でもでも、その先にある本当の目的はそこじゃないはずですよね???
自分が本当は何を目指しているのか??
そこを明確にするには、まずは自分とのセルフコミュニケーションがめちゃくちゃ大事!!!!!)
不倫した側でいえば、
「相手に許してほしい、もう一度信じてほしい」
のではないかな。本当は。
だからこそ、
重い重い罪悪感に飲み込まれそうな自分がつらくて、
取り消せない過去の過ちが苦しくて、
つい問題を過小評価したり、その場から逃げ出したくなってしまうのだけど。
でも、本当はどうしたいのか???
その先にある本当の願いに目を向けてほしいです。
そこを明らかにしたうえで、相手に向かい合うこと。
向かい合う「意図」を伝えること。
それを丁寧に確認してから、話し合いの場を持ってほしいなあと思います。
だって、本当は二人とも
「相手との愛情や信頼をとりもどしたい」っていう
美しい意図を共通して持っている場合がとても多いから。
みんな(私もしかりw)こじらせちゃうんですけれども、、
ぜひ「美しい意図」の方に目を向けてからの話し合いを意識してくださいね。