アドラー心理学&子育てネタです。
(ページの後方に無料ダウンロード情報も載せましたのでぜひ!)
昨日は月1のアドラー心理学勉強会でした!
私からの近況報告タイム(そういう場があるのです)はもちろん、
やさぐれ次女の話
参照(子供の登園拒否から考える。夜明け前が一番暗い、人生も相場も同じなり。)
みんなママさんなのと、アドラーを勉強している方たちなので、
安心して話を聞いてもらうことができました。
こういう場を持っていて何より良かったな~と思うのは
見当違いなアドバイスをされなくて済むこと!
たとえば・・・戦後・昭和な価値観の人に話したらさ、
「そんなことでは親失格!子供にナメられてるぞ!威厳を持つのだ、威厳を!!」
とか言われそうじゃあないですか。
自分の目指す方向とは違う
しかし一見全うそうな意見は、聞いてると疲れちゃうものw
話が逸れましたが、
勉強会には子供が大きいママさんたちもいたので、次女の暴君っぷりも
おもしろ可愛かったよう。
「けむりちゃんは大変だろうけど、聞いてると可愛くて笑っちゃう~♡」
そう言われて、私まで笑えてきました。
暴君次女もうすぐ4歳。
昨日もなぜかどしゃ降りの中、
傘を放り出して30分程うずくまって動きませんでしたけどねw
原因不明・・・(しいて言えば空腹。だが、何ともできず)
また、昨日の勉強会テーマもズバリ心に響くものでした。
それは
子供の不適切な行動にどう対処するか
というもの。
アドラー流子育ての対処ポイント4つをご紹介します!
①不適切な行動の流れを観察しよう
目先の問題だけでなく、
どんな状況の時にその行動をするのか?
今まで私はどんな対応をしてきたか?
私の対応の効果はどうだったか?
それを冷静に(紙に書いてみるなどして)振り返って見ること
②不適切な行動に注目を与えない
いわゆる「悪い」行動に注目してしまうと、その行動は続くのだと考える。
だからこそ、「不適切な行動には一切注目しない」ことが大切。
(そのためには、親自身がマイナスの感情をもたない・減らすべく努力が大切)
↑ここが難しいんだけどね~
③適切な行動をしたとき、正の注目を与える
悪い行動を叱る=「負」の注目であるならば、
良い行動を指摘する=「正」の注目
子供がしている適切な行動には、些細なことでも正の注目を与えるのがよい。
④同じ状況での、より適切な行動の仕方を一緒に考える
子供と話し合って、不適切な行動の代わりに
「適切な行動」ができないか、どんな方法があるかを話し合う。
自分が提案する前に、まずは子供の考えをじっくり聞くことが何より大切。
(自分の望む方にコントロールしようとはしないこと)
以上4ポイントです。
ちょっと硬い表現も多かったですが、
(良い・悪い、というのはあくまでそれぞれの主観が入るので、
アドラーでは適切・不適切という表現をしています)
子供の問題行動ではなく、
些細なことでも「よくできている」行動に注目しましょう!
と私は解釈しました。
確かに・・・
最近の次女は登園拒否・帰ってからの暴君っぷりなどなどありますが、
もちろん良いところもたくさんあります。
姉妹の中でも一番がんばりやさんで集中力・好奇心共に高い。
優しい面もたくさんあります。
そんな「適切(≒良い)」部分にこそ、親は注目すべきなのだったなあ~
と、反省するとともに
ふと、はなまる学習会の高濱先生のエピソードを思い出しました。
宿題をしない子供に対して、高濱先生おすすめの方法。
それは
「宿題ができたときだけ」カレンダーに花丸をつける。(シールなどでも◎)
できなかったときは、何もしない。
(×は書かない)
こんなシンプルな方法なのですが、
「できたとき=花まる」という、目に見える実績が貯まることから、
宿題を自主的にやる生徒さんが増えたそうな。
アドラーとも通じる
「適切な行動(だけ)注目する」やり方だよなあ、と思ったのです。
そこで、けむりもやりましたよー!
うちには大きいカレンダーがないのと、
どうせなら頑張る項目を増やそうと欲をはり、エクセルでシートを手作り。
頑張る項目を3つ決め(あ、これは私が勝手に決めてしまいましたが)
出来たらシールを貼る、
できなければ空欄のままにする。
というもの。
次女の頑張り項目は
1 じぶんで着替え
2 朝の幼稚園バスに乗る
3 帰りも幼稚園バスで帰る(親お迎えにしない)
にしてみました。
ちなみに1は余裕でクリア出来る内容です(毎朝自分で着替えてるから)
でも、一つもシールを貼れない日があるとつまらないので、
基準はユルめでいいと思ってます。
あと、欲張っても3つまでかな、頑張る項目は。
多いとぶれてしまいますからね~
(1つだけでカレンダーに書き込み方式でももちろん◎です)
シール貼りが大好きな次女。
喜々として貼りながら「明日はバスで行く~」と行ってました。
(実際に、今日は行けました)
って、やってると案の定
長女&三女:「わたしもやるーーーーー!!!」
なので、作りました。
長女版
長女は小3なので話をしながら、頑張る項目を一緒に決めました。
長女の頑張ることは、
1 宿題(言われなくても自分でやるタイプなので楽々クリアです)
2 スマイルゼミ(通信教材。これもほとんど、楽々クリア)
3 お手伝い(これは気分にムラがあるので、ぜひ盛り上げたいところ!)
三女、2歳版
保育園でトイレトレーニングを始めたので、そこに注目。
頑張ることは
1 パンツで過ごす(たいてい保育園ではパンツなので、楽々クリア)
2 トイレに行く(頑張って欲しいところ)
3 髪の毛を洗う(最近、お風呂イヤイヤ炸裂なので困ってます)
こちらも次女と同じ私が決めた項目ですが、
この夜は、自分から「髪の毛洗う~」とゴシゴシしてましたよ!
(しっかり髪の毛を洗わせるなんて、いつぶりだろうww)
と、我ながらなかなかいいアイディアだった気が・・・!
改めて見ると、かなりゆるい項目もありますが(すでにできている内容)
だからこそ、当たり前になりがちな、出来ている部分(適切な行動)に
親自身も注目するきっかけになるのかな、と思いました。
とはいえ昨日始めたばかりなので、
また続けてみて効果をご報告します!
(何事も大事なのは継続なり・・・)
画像な通りシンプルなシートですが、
もしご希望の方はダウンロードしてお使い下さいませ!
PDFに加工したものをリンクしておきますね☆
書き込んで使ってくださいね。