さて少しずつ具体的な株式投資の話に進んでいきますね。
株式投資に興味を持ったとして、何から始めればいいでしょうか。
株を買うということは、その会社に「投資(出資)」することになります。
日本に何千もの会社があるなか、どの会社に出資しようかー・・?
まずはここが最初に迷う関門になります。
ここで「一発儲けよう!」と欲を出してしまうと
週刊誌やテレビなどの情報に振り回されてしまいますから、ご注意を。
私の投資法は、前記事に書いたとおりFaiクラブ(林投資研究所)の考え方を参考にしています。
それはずばり、
東証一部上場企業
のうち、
株価が低位=低位株、
と呼ばれるものに絞る方法です。
株価の専門家になる必要はないので、難しいことを理解する必要はありませんが、
初心者の方向けに「市場」「低位株」について簡単にご説明しますね。
①市場とは
私達が出資することのできるのは、市場に上場している企業に限ります。
大企業でも上場していない(非上場)企業の株は買えません。
市場には
東証(東京証券取引所)の一部、二部、
またジャスダックなど様々な種類があります。
儲けたい!派の人からは
「ジャスダックが良いよ〜!大きく化ける」
などとアドバイスをもらったことがありますが、
私はギャンブルはしたくないので、
一番安全
=社会的信用が最も高いと言われている「東証一部」上場銘柄に限定しています。
その他、詳しい違いは外部リンクへ
②銘柄の分類
東証一部上場銘柄、と簡単に言いましたが、その会社数は2000を超えます。
株価の価格もかなり幅があります。
そこで株の銘柄を分類すると大きく3つに分かれます。
旭洋子さん(林輝太郎氏の門下生)の本を参考に書きますね。
↑株の本の中で私が一番参考にしたものです。読みやすさが◎
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1 値高株、優良株
最も知名度が有り世界的にも高い評価のある有名企業。
株の王者とも言える。最も安定している会社。
だが、株価が高く投資するには相当の資金量が必要。
また値上がり幅の利率は低位株に比べると比較的落ちるのがデメリット。
(例えば1株200円の株⇒1株400円に上がる、
これは達成が比較的やさしい。が、
1株3000円の株⇒1株6000円になる、
というのはなかなか達成されない)
2 中位株
1値高株でも3低位株でもない株。
何が底値(最も安い株価)かの確認が取りづらい。
3 低位株
業績が芳しくない、人気・流行がないなどの理由から低位にある株のこと。
中には債務超過や父さんの可能性のある企業も含まれているので
銘柄を選ぶには注意が必要。
けれど、メリットは
☆投資資金が少なくても済む(ので、分散投資もしやすい)
☆上がりだすと早い。(200円の株が20円上がれば1割り増し。
40円上がれば2割り増し。このくらいはすぐに上がる。)
☆十分に下げきった株なので下値の不安が少ない。
(これ以下に下がる心配がすくない)
決してギャンブルをするつもりはありませんが、
安定市場といわれる「東証一部」の中から「低位株」に注目する方法。
実際にそれを貫いているFAIの会員の方では億単位の資産を築いた方もいます。
私もこの「東証一部・低位株」のみに投資するという手法で結果が出せていますので、
このやり方のみを今後もご紹介していきますね。
ちなみに低位株とは、明確な基準はないものの
1株500円前後までの価格の株と思って間違いないでしょう。
誰もが知る有名企業はほとんどありませんが、
堅実な優良企業も多くあり、FAIオススメ銘柄の中には
倍以上の結果を残している会社がたくさんありますよ。