株式投資の話を続けます。
私が参考にしているのは「FAIクラブ(林投資研究所)」という、
林輝太郎という相場師が創設したクラブの手法です。
林輝太郎とは?→ウィキペディアへ
輝太郎氏は亡くなっていますが、息子の知之氏が跡を継ぎ
FAIクラブは存続しています。
私はただ本を読んだりサイトを見たりして、それを参考にさせていただいている
だけなのですが、
それでもこのやり方「だけ」を自分なりに実践して収益が出ているので、
私がご紹介できる唯一の方法です。
では、FAIクラブの考え方のどこが魅力的なのか。
私なりのポイントをまとめます。
まず、前提となる考え方は以前の記事に書きましたのでご参照くださいませ!
→株式投資で成功するために必要なたった1つのコツと失敗する2つの原因
株は「安く買い、高く売れば利益が出る」というシンプルな仕組みです。
それを複雑にするのは人間の「欲・恐怖」という感情です。
その感情をうまくコントロールしながら流れに乗ることが、
利益を生み出す最善の道。
そのために、林輝太郎氏、つまりFAIクラブの考え方として
以下のようなものがあります。
①株式投資(相場)とは、技術である
うまい話を狙う「当てや」を目指せば、詐欺のカモになるだけ。
自分の中に「株の値動き」を感じるための感覚を「養う」
そのために、相場は技術が第一と考え、それを身につけるために努力する
②株価は予測不可能
会社ごとの業績はもちろん、国内外の動きによっても相場は左右される。
だからこそ、「当てる」ことは不可能。
けれど、歴史を見ると相場の「大きな」流れには規則性がある。
それをつかむために「月足」(月ごとの株価の動き)をグラフに書いて学んでいく。
③分散投資
規則性があるとはいっても、どの会社の株から上がるかどうかなんてわからない。
だからこそ、複数の株式にできるだけ均等に投資をする「分散」投資が大切。
④賭け、はしない
株式投資をする以上、リスクをゼロにすることは不可能。
だけれども、大事な資産を動かすのだからできる限りのリスクは排除する。
そのために、
◎信用取引は絶対禁止
◎生活資金には絶対に手をつけない。
(余剰資金のなかだけで投資は行う)
◎売買の記録は必ず付ける
そういった、「必ず守るべきルール」が決められています。
⑤「低位株」に投資する
FAIクラブの大きな特徴は、この銘柄選び。
一番安全と言われる「東証一部」の銘柄で、
しかも1株100円~500円のいわゆる「低位株」に投資する。
大きな値動きが少なくギャンブル性はとても低い。
その分時間がかかるが、「中長期」的に見ると大幅な値上げが起こりやすいのも
低位株の特長。
テレビなどで有名な大企業の株と違って個人が買いやすいのもメリット。
以上、5つのポイントが私がFAIクラブの手法に魅力を感じる理由です。
細かなルールや、日々のやるべきことは他にもありますが、
それもすべて上記の5つの目的があるからこそ、のモノになります。
株の値動きでハラハラしたい、賭けを楽しみたい、
そんな方には全く向かない手法です。
銘柄によってはなかなか値動きしないので、数ヶ月~数年「待つ」ことが必要な時もあります。
(だからこそ、生活資金をつぎ込んでは絶対にダメなのです!)
この「待つ」というのは、本当に大切な心構えで、
株を通して「待つ」事の大切さを身にしみて実感できたことは
私の人生にとっても、生き方を選択していく上でも
非常に糧になった考え方でもあります。
おっと!また抽象的な話になったかな。
でも、この心構えとかマインドが何よりも大事なのです。
ここが曖昧だったり、一時の欲だったりすると、必ず失敗しますから。
次は
「技術」の向上のために
では日々何すればいいの~??
そんなテーマに進んでいきますね!