アドラー心理学では子育ては楽にならない?子育てツライ!アドラー勉強会で流した涙と気づき

今日は2ヶ月ぶりのアドラー心理学子育て勉強会に参加してきました!
めったに人前で泣かない(心を開かない)私ですが、不覚にも涙を流すこと数回・・・
自分で思った以上に、ここ最近は子育てストレスが溜まっていたことにも気づきました。

  • アドラー心理学における子育て目標
    (そもそも、アドラー心理学で子育ては楽になるのか?)
  • 私の育児の辛さは何が原因だったのか
  • 自分の気づきと目標

を語りたいと思います。

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①子育てがツライのはなぜ??

私の子供はこの春から
小3・年少3歳(保育園→この春、幼稚園に入園)・2歳(保育園のまま)の娘3人。

特に下の年子は年齢的にイヤイヤ期。
また、次女は今年から幼稚園に入りました。
働くお母さんが多い幼稚園にしたものの、保育園と比べると
準備やら保育の質やら・・・慣れずに戸惑ったりミスしたりすることばっかり。

慣れない環境に、次女自身もストレスを爆発させます。

ですが、
勉強会の最初にはいつも近況報告をするのですが、とっさにでた言葉は
「最近、長女の口ごたえが激しくて・・・」

小3長女はとっても口達者。

「それ、知ってるから!」
「ママだってそういう言い方するでしょ!」

こちらの痛いところをつく、言い返せない物言いばかり。

そのとおりだなあ〜と思うことも多いんですが、
人前で言われるとね〜親の面目もなにもないというか。
「子どもより弱いダメな親」って見えるんだろうなあ、と被害妄想も湧いたり。

あれれ、私アドラー心理学を勉強してきたし・・・
それ以外にも、育児を学ぼうと頑張ってきたし・・・

そもそも実母も近くに住み、夫も育児に協力的で
保育園もあるし、頼る場所も多い環境にいる。

なのに、なのに、なぜ育児がツライんだろうか・・・?

自分でもわからないモヤモヤサイクルの渦に飲み込まれていました。

②子育てがツライ理由は人それぞれ

と、私のことを書きましたが、子育てがツライ理由は結局人それぞれ。

頼る場所がなくて預ける場所がない

という悩みもあれば

子どもの問題行動
ママ友関係のストレス
物理的(お金とか)時間的な不足

などなど。

あとは同じ状況でも、それをストレスと思うかどうかには
かな~り個人差があるんじゃないかと思ってます。

で、大事なのは

「そんな思いを吐き出せる場所があるかどうか」

やっぱりこれにつきる気がするのです・・・!

私も今日勉強会に参加し、(価値観の合う)方たちと話したことによって気づいたのです。
自分の場合は

◎子どもへの対応に迷いがある(自信がない)自分

◎周りの反応を気にしてしまう自分

子どもがどうの、というより、自分自身へのイライラだったんです。
(行動的には子どもにイライラ怒ってますけどね。
自分の感情は周りに映し出されるんですよね〜〜)

そんな内側のもやもや・イライラをちょっと外に出してきて

客観的

に気づくこと。
気づくことってすごく大きな第一歩!

そして気づくにはやはり「人と話すこと」が大事なのだなと実感しました。

③アドラー心理学の視点からの、解決策

一通りの講義の時間が終わったあとの自由トークタイム。
その時に講師の先生が私に言ってくれた言葉。
(冒頭に、長女の口ごたえが激しいと言った件について)

「口ごたえしてくる、なんてすごく良い関係性ですよ!
お子さんと対等な関係が築けているということですからね」

ここで、涙腺崩壊・・・!

アドラー心理学では親も子も(人間として)対等な関係(横の関係)と言われます。

ただ、昔からの価値観では
「子どもと対等なんて親として情けない!躾ができていない!」
といった見方もあるのがこの世の中。

講師の先生も
「まだ世の中は昔の価値観で子育てしている人のほうが大半」だから
自身の子育てでもアドラーとの違いに葛藤があったそう。

でも、先生は
「アドラー心理学の子育てを取り入れたいから、学び続けた」のだと。

アドラー心理学の子育て目標とは・・・

【行動面の目標】
①自立する
②社会と調和して暮らせる

行動は信念から出てくるもの。
行動面を支える信念としての心構えは

【心理面の目標(信念)】
①私は能力がある(=自己肯定感)
②人々は私の仲間だ(=共同体感覚)

つまり、
「自立して、仲間と生きていける人間になること」
が子育て目標というわけ。

そうだ、私はここにすごく共感していたのだった・・・!

アドラー心理学についてはこのブログでもご紹介していましたが、
最近は取り上げてなかったり、勉強会にも行けなかったりしていたので、
すっかり意識から離れていました・・・!!
(ああ、継続は力なり・・・)

先の信念・目標を紙に書いて冷蔵庫に貼っておくこととします!!

④アドラー心理学で子育ては楽になるのか?

アドラー心理学で子育てを楽に!みたいな本もたくさんでています。
ですが、私の結論は・・・

楽にはならん(爆)!!!

もちろん、子どもに接する上での具体的な声がけのコツとか
イライラしないための心構えとか、
役に立つことはたくさんありますけどね。
(興味あるかたはぜひ本を読んだり勉強会に参加したりしてほしいです!)

でも、楽になるのが大事なのだろうか・・・
ふと自問自答しました。

楽に子育てをしたいなら、
暴力や恐怖で子どもにいうことを聞かせる。

まあ、これは犯罪ですけども

ベビーシッターや保育園を最大最長に活用する。

なんてのは有りですよね。
どんな道を取るかは人それぞれです。

(犯罪じゃなきゃ、ぶっちゃけどれでもいいと私は思ってます)

で、私はどうしたいのか。

改めて考えた時に、目指すのは「楽をすること」ではないなあ、と気づきました。

(いや、自分のやりたいことも犠牲にせずこれからもやっていきますけどw)

講師の先生にお伝えしたお礼のメッセージの、
先生からの返信が、私の考えていた理想そのままでした。

私は姉妹を育てていて、育児を楽しめないと思っていた時期もあるのですが、
いまは、娘たちのおかげで、心理学の学びも深まり、
私自身が成長させてもらったと心から思ってます。

子どもたちが成長した時に、こんなふうに言える先輩ママになっていたいものです・・・!

思えば不倫問題からの回復も、「楽に手短に」なんてコースは目指していなかったのでした。
こんなに嫌なことがあったのだから、それを「人生の糧にした」と言えるくらいに、人として成長してやるーー!

そんな思いが回復に繋がったのでした。

子育ても、似ているものかもしれません。

⑤まとめ〜子育てで大事な5つの心構え〜

1 育児がツライと安心してこぼせる場所をもつことが必要だ!

2 子育てにも色んな価値観がある。自分の理想とする価値観を自覚しよう!

3 価値観があう仲間と出会おう!

4 アドラー心理学で子育ては「楽」にならないかもしれないが、
学び続けることは「子どもと共に成長する」こと

5 学びは継続こそが力なり!

久しぶりのアドラー勉強会、みのりの多い時間でした〜

最近アドラーはサボり気味だったのを反省。
アドラー心理学、また継続して学びながら、こちらでもシェアしていきますね♪

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