仲良し夫婦の浮気・不倫を防ぐ対策【続き】ケンカしてもみっともなくてもいい!

前記事の続きです。

いわゆる「仲良し夫婦」にも起こり得る不倫や浮気。
私の考える対策3つ目について。

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対策③みっともない夫婦になる、という提案

私の前職に、同僚のN先輩という男性がいました。
子どもはいないご夫婦でしたが、とても仲良し夫婦でした。
飲み会で、たいていの既婚者が結婚や妻への愚痴を並べるのに対し、
N先輩はいつも奥さんのことを褒めたり、ほほえましいエピソードを語ったり。

当時独身で、結婚に大した希望もない私でしたが、
N先輩の家庭の話にはとても好感が持てました。
「こんな夫婦もいるんだなあ」とほっこり。

しかも縁あって、奥さんも交えて飲む機会があり、
意気投合(酒好きw)した私たちはN先輩も含む3人でよく飲み会をしていました。

どちらも仕事を持ち、いわゆる自立した夫婦。
お互いを認め合い、ペットのウサギを一緒に溺愛している。

絵に描いたように仲良しなご夫婦だったので

ある時突然
「離婚したんだ」
と聞いた時にはびっくり仰天でした。

原因は奥さんの浮気。
携帯のメールからバレてしまい(※メールを見てしまう時点で不穏な空気はあったよう)
問いただしたら、あっけなく認めた。

で、じゃあ離婚だね、と。。。

聞いているこちらが拍子抜けするくらい、あっさりした展開でした。

ちなみに今の私は、離婚を全然悪いものだと思っていません。
離婚して苦悩から解放された人、新たな生き方を見つけた人もたくさん見てきました。

ただ、離婚後の憔悴しきったN先輩を見ていると
彼にとっては離婚が最善案だったとも思えずにいます。

ちなみに当時、私は結婚したばかりだったのですが
彼がくれたアドバイスを今になって思い出すのです。

「こんな妻って最悪だよな~、
と自己嫌悪に陥るくらいのふるまいで、ちょうどいいんだよ」

いわゆる「良い妻」である必要はないんだ、と言いたかったんだと思います。

当時は「そうかもなあ」くらいの認識だったのですが、
ふと思い出すことが多いアドバイスです。

そして私自身も思い当たる節が・・・!

夫の不倫が発覚し、何度目かの話し合いの時。
自分なりにはいろんな伝え方を試みていました。

泣いたり、冷静に諭したり、(親にバラすと)脅したり。
どれもあまり効果がなく、同じようなことを繰り返す夫に
いい加減、諦めも感じてきました。

悲しい気持ちももちろんありましたが、
当時の自分に一番あったのは「怒り」の感情。

なぜ私の悲しみを理解しようとしないのか、
なぜ同じことを繰り返すのか、

どうせ何を言っても効果がないなら、何でも言ってやれ!

開き直った私は、脳内イメージトレーニングを繰り返したうえで
(この辺が小心者ゆえw)実行しました。

「おい!てめー、この写真なんなんだよ??
何回言えばわかんだよ?あぁ??さっさと出てけ!!」

暴言を吐き、壁を蹴りながら手当たり次第に物を投げつける私を見て
夫の顔がみるみる青ざめていくのを感じました。

いや、蹴ってる壁、賃貸だしね。
しかも夫が全額払ってるしね。
隣の部屋に赤ちゃん寝てるしね。
心理学も何もあったもんじゃないよね。
我ながらツッコミどころ満載。
墓場まで持ってくストーリーだったんですけどね・・・w

とりあえず、言いたいこと言ったのですっきりしました。
もう離婚でもなんでもいいわ!

そう開き直ったのでした。

皮肉なことに、この荒い行動こそが
何よりも夫の心に響いた感覚がありました。

心理学を駆使した(つもりの)
私なりのコミュニケーションは、なんだったのだ・・・!!

が、これ以降、少しずつ夫は「自分も変わろう」という
姿勢を見せてくれるようになった感じがしています。

そんな時にふと思い出したのが、先のN先輩の言葉。

あのブチギレのみっともない自分を思い出したくはないけれど、
あんなみっともないケンカ(というか、一方的にキレる)がなかったら
とっくに離婚してたんだろうなあ~、と。

不倫相談の現場でも、よくあります。
不倫をきっかけに夫婦げんかが絶えなかったり、
相手への怒りが抑えらえれず暴力がやめられなかったり。

もちろん暴力はよくないですし、度が過ぎたケンカも危険です。
ですが、そういうご夫婦の方がなんだかんだ別れずに
ご自分たちなりの「平穏」を見つけ出してやり直すケースも多い。

(それを目指してご相談に来てくださっている方たちだから、というのも
大きいですけどね)

話はそれましたが、ドラマの大器の浮気疑惑について。
(すみません、まだ7話見てないので後で加筆します)

大器と奈々はお互いを思いやる、理想的な夫婦だからこそ
むしろ時には「みっともない」くらいに、
ケンカしたり、泣いたり、愚痴を言いあったり。

時にはそんな日があってもいいんじゃないかな。

人は誰しも、ジキルとハイドの面、
明るく誠実な面と、暗く意地悪な面を持っている。

そんな闇の面をこそ、時にはさらけ出すことも
仲良し夫婦の長続きのコツなのかもしれません・・・!!

と、私の経験をもとに考察いたしました。

(仲良しじゃない夫婦は、時には明るい面をこそ意識して
出していくことが大事ですね。バランスが最も大切ですw)

最近は夫とケンカさえしていない自分に気づきつつ(むしろやばい!?)
そのあたりはまた書きます!

3話に渡って、ドラマ隣の家族は青く見える、大器の浮気について考察しました。
(後半はかなりドラマから脱線しましたがw)

お読みくださり、ありがとうございましたー!

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