ドラマ「隣の家族は青く見える」から考えた、仲良し夫婦に起こる浮気について。
ドラマからの考察ですが、ドラマを見ていない人にも考えていただきたい内容です。
隣の家族は青く見える、明日はついに第7話。
先週の第6話のラストシーンでは・・・
松ケン扮する大器(妻想いの優しい夫)が女性のマンションを訪れるという・・・
大器の浮気を匂わせるところで終わりました。
大器と言えば、不妊治療に奮闘する妻・奈々(深キョン)への対応がネットでも好感の声が上がっています。
結果が出ずに落ち込む奈々を励ますように、安産にご利益のある神社にサプライズで連れて行ったり、
義妹の妊娠を素直に喜べなかったという告白に、「そんなの自然だよ」と励ましたり、
人工授精について徹夜で調べて、(治療に反対する)義母に伝えたり。
不妊治療を妻任せにせず、自分のことのように頑張っている。
そして妻に寄り添う姿勢を忘れない!
男性はとかく「共感」が苦手な生き物。(女性は共感こそを求めるものなのに!!!)
女性が辛いときに「正論」で説き伏せようとしたり、
そもそも女性の感情になんて無頓着だったり。
そんな男性が多いからこそ、大器の対応は「神」のように理想的。
だからこそ、妻の奈々も辛い顔を見せずに夫を優しく気遣う。
まさに理想的な仲良し夫婦なのです、この二人。
だからこそ、6話の大器・浮気疑惑シーンではみんなびっくり・・・!!
と思ってネットを検索してみましたが、大体の風潮は
「大器に限って浮気するわけない」という自信満々の投稿が多々。
「マンションの女性は大器が頼ったセラピストではないか」
そんな予測も多々、見られました。
ええーーー!
斉藤由貴かよ!?
セラピーを受けるのに自宅マンションに行くって・・・
(自宅じゃないのかもしれないが)
そんな言い訳が通用すると思ってるんかい!と思わずツッコんでしまう私。
プロのセラピストであれば、既婚異性のクライアントとはもっとオープンな空間で会うべき。
(配偶者にいらぬ心配をかけないためにも)
しかも浮気相手と思しき女性は、ピンポンを押した大器を
「いらっしゃい」とフランクに迎えます。
(なれなれしすぎじゃねーー?)
何が言いたいかと申しますと、
大器が浮気しているかどうか問題について。
世の中の反応と逆行し、私の予想はズバリ
大器は浮気している
に決定です。黒です、クロ。
なんで?あんなに妻想いの男性なのに。
あんなに可愛い奥さんがいて、仲良しで、一緒に不妊治療を頑張っているのに。
それなのに浮気するなんて、ショックーーーー!!!!
な気持ちも、私にももちろんあります。
でもさ、事実は事実(←違うかもしれないけど)
ここからは「なぜ大器が浮気するのか、何が問題だったのか」を考察します。
【7話視聴後の追記です:ネタバレあり(注)】
あれま!
私の思惑は全く外れて、大多数の皆様が正解でしたー
大器は浮気ではなく、訪れていたのはカウンセリングの女性だった(汗)
すみません!!
が、せっかくなので記事は残しておきます!
大器が浮気したと仮定して、この後話が進んでいきます~!
(どうか、ドラマの展開とは切り離してお読みいただけたら・・・!!)
妻想いの仲良し夫婦・大器が浮気した原因とは
相手を思いすぎたことによるストレス
ドラマでは、不妊治療の苦しみを一心に抱える妻・奈々。
結果が出ない苦しみを自分も抱えつつ、妻の痛みを自分のことのように抱える夫・大器。
もちろん比較すれば(比較に意味なんてないが)、心も身体も疲弊しているのは妻・奈々の方でしょう。
ですが夫自身も相当なストレスがかかっているのは事実。
皮肉なことですが、大器にここまでの共感性がなかったならば彼自身は楽でしょう。
妻にはストレスフルな存在になりますが、ここまで彼がストレスを抱えることはなかった。
じゃあ大器がKY(空気読めない)夫ならよかったのに・・・とは思いませんが、
優しい男性だからこそ、大器も妻と同じくらいの葛藤やストレスを抱えていることは事実です。
大器が浮気したのが事実ならば、原因はこれに尽きると思う。それは
不妊治療(に苦しむ妻に何もできない自分へ)のストレス。
実際に不妊治療は本当に辛いものだと思います。
私は経験がないので語ることはできないのですが、
職場の仲良し友達が身近で頑張っているのをずっと見ているので
いかに精神的・金銭的・体力的に辛いかは自分なりに想像しています。
私は女性側の声しか聞いたことがないですが、
男性も同様に(特に優しく共感力のある男性であればなおさら)
辛いものなんだなと感じています。
残念ながら不妊治療の末に離婚に至った夫婦も身近にいます。
それだけ大変な試練なんだよね。。。
大器にしても、相手を思うが故に苦しみがたまり、浮気に走った・・・
それって本末転倒じゃんーー!
はい、その通りなんですけどね。矛盾してるよね。
でも、正論通りに生きられないのが人間というもの
じゃあ、大器はどうすればよかったのか・・・!!
次の記事で考察いたします!