親勉ってご存知ですか?
小室尚子さんという、1児のお母さんでもある女性が作られた言葉。
我が子を賢くしたいお母さんは、是非ご一読いただきたい!
毎日メルマガも発行されている小室さんですが、
親勉の内容は、本にもなっています。
小室尚子さんの提唱する親勉。
文字通り「親が勉強する」考え方なのです!
(公式ホームページは→日本親勉アカデミー協会)
学習塾も経営されていた小室さんの考え方には、共感するポイントもたくさんあります。
毎日メルマガを読んでいる私が感じた、小室さんの3つの信念。
私なりにまとめていきます!
①遊ぶように勉強しよう!
先に挙げた本のタイトル通りです。
子どもって好きなこと=遊びには自ら取り組み、目をキラキラと集中していますよね。
だからこそ、遊び=勉強、にすればいい。
もちろん、学校教育ではそこまで期待できないので、親の出番。
具体的な方法は本書に書かれていますが、
◎日常会話の中で、勉強内容を取り込んでいく
例:(スーパーで)このリンゴは青森産だねー。青森はリンゴ生産1位だもんね。
◎勉強につながるグッズを使う
例:月の満ち欠けカレンダーを貼って、親子で夜空を見る
しりとり、子どもは辞書を使ってOKとする
いやいやいや、そんな知的な会話なんてできんし!!
って親御さん。
当然です!ほとんどの人はできません。
だからこそ
「子どもと一緒に学ぶ」姿勢を持ちましょう、ということ。
(声かけのカンニングペーパーとして、ポスターを貼る←聞かれたら親もそれを見る、
そんなアイディアもご紹介されています)
この考え方は、学習塾講師だった経験から、大賛成なのです!
特に中学受験を教えていた時。
(高校受験以降は、生徒たちも大人になるので、勉強きらいの生徒でも
受験が近づけば勉強し始めることが多かった)
まだまだ子供の小学生。
こんな小さい頃から何時間も受験勉強なんてかわいそう・・・
そんな気持ちもあったのですが、
できる子ほど、「嬉々として」勉強している。
新しいことを知ることが楽しそう。
知っている知識をつなげていくことが、楽しそう。
そう、一部ですが勉強を「楽しそう」にしている子どもたちがいるのです。
そういう子はたいてい成績も上位。
嫌々勉強していること楽しく勉強している子。
なんでも「好き」というのは原動力になるから、当然っちゃ当然よね。
こういう知的好奇心。どうやったら育つんだろう。
生まれ持った素質的な部分もあるとは思いますが、やはり親の在り方も大きいんじゃないかな。
ニュースをただ流すだけなのか、それを会話に盛り込むのか。
日常の積み重ねって大きいと思う。
・・・と良いこと言いつつ、
自分が親になってみるとそんな視点はどこへやら~
日常の雑務に流されるわたし~
(演歌風に)
なので、タイトルに惹かれて購入した「遊ぶように勉強する」親勉。
色んなゲームや会話例も載っていて、日常に取り入れやすく参考になりました!!
「親の工夫」という手間は必要とされますが、
親勉の考え方の良いところは、子どもに「勉強しろ~」とがみがみ言わなくていいところ。
「親が」楽しそうにやっていることって子供って興味もちますよね(スマホとかさー)
親ががみがみ言う前に、自分が(「親勉」を)学んでみる。
そんな姿勢を持つ親でありたいのです。
②子育てのゴールは「自立」である
教育ママ、って言葉に抵抗がある私。
イメージなんだけど、就職内定式にまでくっついていきそうな、
なんか子供にべったりな感じがしてしまって・・・
(あくまでイメージです)
教育をお母さんに啓発しまくる小室さんですが、子育てのゴールは
「子どもの自立」
そこも共感しています。
いずれは親と子は離れていくもんね。
離れた後に幸せになるには、「自立」が大事。
遊ぶように勉強し、その先にはちゃんと稼いで自立しよう!
だから「子どもに年収いくら稼がせたいですか?みたいな内容も
メルマガでは登場してきます。直球~( *´艸`))
子育てのゴールは自立。
そう唱える方は多くなっていますが、私も大賛成。
(だからこそ、まずは「親である自分から」自立を果たそう!!
というのが我がブログのメインテーマです)
次の記事では、小室さん3つ目の信念と、
親勉が怪しい!!などと批判される要素を検証します!