アドラー【課題の分離】は子育てにも超重要!実践のポイントは2つ!

久しぶりにアドラー心理学の勉強会に参加しました。
テーマは「課題の分離」

課題の分離とは、私がアドラーで一番役に立つと思っている知恵です。
とはいえ、実践してみると難しい。迷う。戸惑う。

特に小さい子供に対しては、どこまでが子供自身の責任で
どこからが親の責任か??境界線が難しい。
けれど意識するかしないかで、子供の将来にも大きな影響があると思うんです。

そこで今回の学びをもとに

◎課題の分離とは何か
◎課題の分離を「しない」ことがもたらす悲劇
◎課題の分離をするときに大切な2つのポイント
◎何歳くらいから意識していくべき?

という、実践のポイントをまとめていきたいと思います!

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課題の分離とは何か

一言で言うと
「その問題は『誰の』課題であるのか」を明確に切り分けること。

その上で、
自分がコントロールできないこと(変えられない)ことからは手を離す。
自分がコントロールできる(変えられる)ことには集中して取り組む。

自分がコントロールできないこと=他人の態度や言葉など

「あの人に嫌われたかな?」
「あの人の態度は私が悪いことをしたから?」
などとビクビクしても、「あの人」のことは変えられない。

変えられないことに時間や心を使うのではなく、
「自分が」変えられることにだけ、時間やエネルギーを使いましょう!ということ。

(夫婦問題における課題の分離は以下の記事もご覧下さい)
不倫は誰の問題?人間関係を解決する、課題の分離=タフラブとは
課題の分離は相手への愛。信田さよ子「タフラブという快刀」に学ぶ①
課題の分離を実践するために必要な知恵と具体例。タフラブという快刀に学ぶ②
寂しさと共に生きる知恵とは。信田さよ子「タフラブという快刀」に学ぶ③

上記の例は不倫問題を通して『夫婦関係』で課題の分離を痛感した話ですが、
課題の分離は人間関係全般に役に立ちます。
「子育て」にも特に大切!!!

私は学習塾に長く働いていたので、
「介入しすぎ」の親御さんが子供を潰してしまうケースもよく見てきました。

親が管理しすぎ、
親が口を出しすぎ、
親が心配しすぎ・・・

もちろん、その裏には「愛情」があってこその行為なのですが、
行き過ぎると子供にとってストレスになったり、
子供の持つ力が押さえつけられてしまったり。

課題の分離ができないことで、どんな弊害があるのでしょうか。
大きく5つに分けられます。

課題の分離を「しない」ことがもたらす悲劇

①子供が「自信を失う」

親が過剰に手出し・口出しをすると、「自分ひとりではできない」と感じたり、
「自分でできた!」と自信を持つチャンスが奪われてしまいます。

②子供が「依存的」になる

自分でやらなくても親がやってくれる、と感じることで人に頼ることが多くなり、
「自立」が遠のく。

③子供が「反抗的」になる

自分で出来るんだから、余計なことはしないでくれ!と感じて反抗するタイプの子もいる。
それが行き過ぎると、親以外の人間にも「頼る」ことをムキになって拒んでしまう。
それでは「調和した」人間関係が気づけなくなる。

④子供が「失敗を人のせいにする」ようになる

親が手を出すからうまくいかなかった、と失敗を人のせいにして自分で責任を取ろうとしなくなる。

⑤親が忙しくなる

自分「以外」の課題に手を焼くことで親はひどく忙しい生活になる。

以上が、課題の分離を「しない」ことによるリスク例です。

いつまでも子供が親のもとにいられるわけではない。
私の思う子育てのゴールは、親元を離れても子供自身で幸せに生きていけること。
つまり、自立できること

そのためにも、親が余計なことをしない=課題の分離は大切だと断言します!

課題の分離、実践の2ポイント

とはいえ、課題の分離は難しいです!

子供が悩んでいたら、親として出来ることはしてあげたい。
子供のためにも、より良い選択肢を与えてあげたい。

愛があるがゆえに、色んな思いが募ります。

課題の分離を実践するときに意識したい2ポイントは

①「その問題の結果を引き受けるのは誰か」を考える

子供が宿題をしない
子供が学校をサボる
子供が悪い友達とつるんでいる・・・

最終的にそのことの責任を引き受けるのは誰???

それを考えるのが、課題の分離の出発点です。

宿題をしない、学校をサボる、悪い友達とつるむ・・・
最終的には、責任を引き受けるのは「子供自身」ですよね。

そうであれば、それは「子供の」課題。
親の課題「ではない」ことを自覚することが大切なのです。

では、そんな状況をほうっておけばいいのか???

それは「見放す」です。
アドラーの子育ては、決して「見放す」ことを勧めていません。
見放す、ではなく「見守る」のが正解。

それが二つ目のポイント

②この問題から「子どもは何を学んだか」を考える

あなたの問題だから、知らないわ ←見放す

そうではなく、距離をとりつつも

「このことから、子どもは何を学んでいるのかな?」と気にかけて見ていくこと。
それが「見守り」なのです。

宿題を忘れた、このことによって子どもは何を学ぶでしょうか?
そこは見つめていくこと。

ただ、どう学んだかの結果はその子の課題。

忘れて困ったな、次からは宿題を忘れないようにしよう!
と学ぶ子供もいるだろうし、

忘れてもなんとかなるんだな♪大丈夫じゃん(´∀`*)
と学ぶ子供もいるでしょう。

どちらでもいいのです。
一つの問題から、子供が学べていれば。
そこを、愛を持って見守るのが、自立を促すほんとうの子育て。

意識していないと難しいですけどね~!!
つい「こうしなさい!」って自分の正論をおしつけたくなっちゃう。
でもそれは、「おしつけたい」っていう親の課題なんですよねー。

アドラーは「普通の毎日こそが修行」と言っていますが、
迷いながらも日常的に意識していくことが必要なのでしょう・・・!

◎「課題の分離」は何歳から??

では、この課題の分離は子供が何歳ころから意識していくといいのでしょうか?
「歯磨きを嫌がる1歳の子ども。虫歯になるのは自分の責任?」

いやいやいや、何もわかってない子供に責任もなにも、ねえ・・・。
(虫歯になって、歯医者に連れて行くことになるのは親だしね)

そんな疑問を先生に聞いてみました。

アドラー心理学的には特に何歳、という規定はなく
小さくても話をしていくことが大切だそう。

とはいえ、現実的には
「小学生になったくらいから」親も意識していくものじゃないかな、
と私の先生は言っていました。

会話が通じ、「責任」という言葉の意味も分かり始めるころ。
その頃には、親子で「課題の分離」を考えていくことが大切ですね。

中・高校生のお子さんを持つお母さんは
「中学でも高校でも、親が手出し口出ししすぎないでくれ」
ってよく保護者会で釘を刺されます~!と話をしてくれました。

それだけ「手を出しすぎ」「口を出しすぎ」の親御さんは多いんだと思います。
私の学習塾経験からも、それは同意。

子供が自立するためにも、課題の分離は大切です!
そして、自立こそ幸せな人生への第一歩です!!

でも・・・
子供がいじめにあったら?
悪い友達とつきあっていたら?
どうしても中学受験をさせたいのだけど・・・!

こんな時はどうすればいいのか?
次回は「課題の分離」を超える知恵をお伝えします!



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