前記事で、自立に必要な要素は3つとお伝えしました。
⇒女性の幸せな自立に必要な3つの要素とは。経済的自立だけでは足りないもの
このうち、身体の自立ってわかりづらい言葉かもしれません。
経済的自立は一番ポピュラーな分野だし、精神的な心の自立も最近はよく話題になるところです。
私のブログも「心」のあり方をテーマにしたものが多いです。
長年私自身の興味が深い分野が「心」のことだったので、どうしても精神的な話に興味が行きがちなんです。
ですが、不倫問題を経験をして感じたこと・・・
心と身体は深くつながっているんだ、という事実。
風邪で寝込んでしまったら、心も鬱々としてしまう・・・
そんな経験は誰にもあると思います。
心は目に見えないため些細な変化をとらえにくいですが、身体の変化は目に見やすい。
アプローチも具体的。
不倫問題で傷ついた仲間たち。
感情の荒波が収まって来ると同時に「身体」へのアプローチを始める方が多かったです。
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散歩やランニングを日課にする
ヨガやキックボクシングを習い始める
瞑想を取り入れる・・・などなど。
そして身体が引き締まってきたり、肩こりが楽になったり。
心よりも変化が見えやすいので、それがまた自信につながります。
心地よい疲れが、深い睡眠につながったり、美味しくご飯が食べられるようになったり。
ものぐさでズボラな主婦の私ですが、不倫問題でどん底に落ち込んでからは、
「身体」にいいことを意識することが増えました。
子育て中で仕事もあり、大きなことはできていないのですが、それでも
○自分のためだけに、丁寧にお茶を入れる
○一人で素敵なカフェでランチをしてみる
○定期的に整体でマッサージしてもらう
そんな積み重ねは、確実に心の栄養につながっていると確信しています。
思えば、ブラック企業で忙しかった頃の私の生活。
一人暮らしだったこともあり、ほとんどご飯を手作りすることもなく。
(もともとものぐさなのです・・・)
出来合いのものを食べたり、お風呂もシャワーでちゃちゃっと済ませたり。
そして会社に行けば長時間労働という肉体的拘束に縛られ。
ろくに運動もせず。
その頃付き合っていた男子は、いわゆるダメンズ・・・・
(遠い目)
そんな日々の原因を探ると
◎忙しい環境だから不摂生になり、精神的にも自暴自棄になった
と考えていたのですが、
もしや!
◎不摂生な生活だから精神的に自暴自棄⇒嫌な環境から抜け出す気力もわかない
だったのかもしれないと思うこの頃。
生死をさまようような経験をした人は皆言いますよね。
「一番大事なものは、健康だと分かった」と。
食道がんで50歳で亡くなった私の叔父も闘病中によく言ってました。
若い頃はさんざん酒だ女だと金を尽くし、遊びつくした自由人だったんですけどね。
病や事故を経験した方は、きっと言われなくても身体を大切にしていくのでしょう。
私がここで提言したいのは、今現在、そうではない人。
つまり、そこそこ健康で身体に悪いところもない人。私のように。
そういう人ほど、身体のケアがおろそかになりがち。
お金や心の問題にばかり目がいきがちかもしれない。
そういう方にとって、楽しく身体と向き合うきっかけは・・・・
自分の欲求と向き合うこと
ではないかと私は考えています。
身体の自立とは、つきつめれば自分の三大欲求に丁寧に向き合って、満たしていくこと。
三大欲求とは食欲・睡眠欲・性欲、です。
他人に幸せにしてもらうのを待っている依存状態では、いつまでも真の幸せはやってきません。
自分の幸せはいつも「自分」次第。そう思えれば、他人に振り回されることも、不安にとらわれることも激減します。
そのためにも、自分のうちなる「欲求」に向き合い、丁寧に満たしていくアプローチは大切です。
私自身が自分の欲と向き合った経験や、その時の落とし穴なども、ご紹介させていただきます!