あれほど傷ついた不倫問題がなぜ「人生最良の出来事だった」と言えるのか

私が夫の不倫から絶望的に傷ついた経験から回復したきっかけ。
それは誰よりも「さえこさん」との出会いでした。

さえこさんとは、ご自身も配偶者の不倫で傷ついた経験をもとに、不倫問題専門のカウンセリングを始めた方。
(※残念ながら今は活動されておりません)

「不倫で傷ついた人の心を回復する」というコンセプトのもと、隠れ家的なカウンセリングルームを設けました。
個別カウンセリングを行うほか、同じ思いをした経験者が語り合うグループミーティングも定期開催していました。

さえこさんにカウンセリングをしてもらったり、仲間と(匿名での出会いでしたが)語りあったり。
そんな時間を過ごす中で心の傷が少しずつ癒えていくことや、自分や夫を客観的に見ることができるようになりました。

私はこの時ほど「信頼できる人に相談する」ことの大切さを身にしみて感じたことはありません。

私は常々「家庭とは密室殺人である」と考えていまして。
(殺人、は大げさですが、密室であるのは確かかと)

家の中のことは
「これが当たり前」と思い込んだり
「人さまに恥をさらす」と隠したり。
なかなか相談しにくいからこそ、問題が重篤化しがちなのだと考えています。

私も妊娠さえしていなければ、さっさと夫と離婚して、カウンセリングなんて利用することもなかっただろうと思います。

けれど妊娠中の身で、自分のため以上にお腹の子供を守らねば、という必死な思いがあったからこそ、
さえこさんという未知の出会いに恵まれました。

「不倫問題(による心の傷)からの回復には3年かかる」
と、具体的な心の回復プロセスを理論的に示してくれたのも非常に有効でした。

(多くの仲間も言いますが、3年ってほんとにひとつの区切りでした~)

さえこさんはカウンセリングだけでなく、様々な学びにも熱心な方でした。
不倫発生後の人生の選択肢や、配偶者とのその後のコミュニケーションの具体的な方法を示してくれたり、
男女の性差、効果的なコミュニケーション方法、恋愛(セックス)依存性、共依存、生きるとは何か(宗教的視点、スピリチュアル視点)などなど、
彼女自身の幅広い学びをわかりやすい言葉で伝えてくれる講座も多くありました。

私も必死に彼女と同じように学ぶべく、講座を受けたり、おすすめの本を片っ端から読みあさったりしたものでした。

そんな積み重ねが今に繋がっていると自信を持って言えます。

さえこさんは
「不倫問題は自分にとって、人生最良の出来事だった」
と言い切ります。

絶望の淵にいたとき、なぜ心からそんなことが言えるのか、私は全くわかりませんでした。

けれど同じ経験をした仲間も口を揃えて言います。
「また不倫問題を経験したいとは思わないけれど、不倫問題を経験する前の自分には戻りたくない」と。

私も全く同感です。

もうちょっと詳しく言えば、不倫問題をきっかけに変わった自分・・・

人生や人間関係や愛について深く考えたり学んだりするようになり、
前より人の痛みがわかるようになり、
何かに依存して「自分」を生きていなかった自分自身に気づき、
少しずつ望む生き方を選ぶ「勇気」を選択し始めた、

そんな自分を誇りに思うからこそ、以前のような自分には戻りたくないと思うんです。

そのきっかけが私の場合は「不倫」でしたが、人によっては「ブラック企業」とか「離婚」「リストラ」とか・・・

どん底と思える経験でも「人生の糧とする」経験に昇華していけると私は確信しています。

ただ、その時に大事なことが3つ

スポンサーリンク

①「人生の糧になる日が来るんだ」と、漠然とでもいいから希望を忘れないこと
(諦めないこと)

②相手(外側の条件)を責めるだけでなく、自分のできることにエネルギーを注ぐこと

③信頼できる相手に相談すること

特に③は大事だと思います。
諦めない、と口でいうのは簡単ですが、人間そういつも前向きにはなれませんからね。

そして相談する人の「あり方」もよく見ておきましょう。

さえこさんは、前述の名言以外にも

「不倫問題(などの辛いこと)は愛を学ぶチャンスとなる」
「不倫問題を人生の糧にしましょう」
「平穏」を目指す

などをコンセプトに掲げていました。
出産を前に、今一度自分の生き方、愛するということを見つめたかった私には
さえこさんの在り方は一番の憧れでした。

いくら言葉や行動が素晴らしくても、自分の「望む」方向とずれている人にアドバイスをもらっていては、
望む人生への遠回りになってしまいます。

そこをよく見極めつつ、でも相談できる人に出会うことはとても大事だな、と
この数年間を振り返って思っています。



5mail

スポンサーリンク
広告1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
広告1