嘘、隠し事がバレた!責める人と責められる人。仲直りに効果的なコミュニケーション6つのポイント

前記事の続きです!
不倫・浮気・・嘘をつく・隠し事をする人間の心理とは。娘との修羅場から考えてみた。

娘に隠しごとがばれて、責められる私。
怒り、泣き喚く娘。

けれどその後の会話を通じて、とても平和に仲直りをすることができました。
その時の会話の一部始終から「ケンカの作法」の6ポイントをまとめます。

特に(浮気・不倫したなど)「責められる立場」の「理想的な」コミュニケーションの参考になるかと自負しています。

はい!では娘と私の修羅場劇場はじまり~・・・

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娘「何よーーーー!!!!この写真(怒)!!!!!」

「次女と保育園のお友達親子と、〇日にピューロランドに行ったんだ」

娘「なんで?私知らなかった!!!なんで黙ってたの???なんで言ってくれなかったの???」

「言いたかったけどさー、言ったらすぐ『次女だけずるい、ずるい!!!!』って怒るじゃん。
それが面倒くさくてさ・・・ついつい、いいやー黙ってようと思ってしまったの。」

ポイント① バレたら腹をくくって正直に話す。状況や、自分の気持ちを正直に伝える

(不倫行為においても同様です。ただし、相手のトラウマになりそうな詳細描写(性行為の詳細など)は除く。それ以外はできる限り正直に話しましょう!)

娘「それにさーーー、何楽しそうに写真撮っちゃってるのよ!!!!何枚も!!!!!」

「はい、ごめんなさい。消します。」(スマホ写真をその場で削除)

ポイント② 相手が不快になりそうな画像はすぐに削除。

(不倫で言うと、案外できない人が多い。なんですかね、その「もったいない精神」。未練タラタラなその姿勢がよけいに怒りを誘います。ここは潔く捨てましょう。
逆に、不倫された側の人は、物的証拠として(消される前に)しっかり押さえておくこと)
↑証拠集めなんて怖い!と思うかもしれませんが、意外とのちのちの武器になるものですよw

今回私はやっちまった立場なので、写真を全て削除いたしました。潔くね!
←さっさとやっときゃよかったって話だけどw

娘「何か言いたいことないのーーーーー???」

「ごめんね、黙って行ってしまって」

娘「謝られたってさーーーー、私の気持ちは落ち着かないのよ!!許せないの!!!」

「うんうん、そうだよね。ごめんね」

ポイント③ 心からの謝罪

ここも超重要!!!
とにかく、悪いことをしたと思うなら「謝る」こと!!!心をこめて。
許さない!と言われても、まずは謝る。

「私が何を怒っているかわかる????ピューロランドに行ったことじゃないの!
それを黙って隠して嘘をついていたということが許せないの!!!!!」

ずどーーーん

娘のこの言葉に、私は一つの真実を見た気がしました。

それはまた後で書きますが、

ポイント④ 反論せずにひたすら相手の話を聞く

重要ですが、一番難しいのがココ。
反論しない、相手の話を真摯に受け止めること。

自分が逆(責める立場)だった時に、一番して欲しかったのはこれ。
話をただ、聞いて受け止めて欲しかったと。

が、我が夫、そして相談を受けた多くの人(不倫した側)がしてしまうのが

反論・逆ギレ・否認・・・

これが現実。

いや、今回の件でも私にだって娘に反論したい部分はたくさんありました。

(本音)
「いやいやいやいや、あたしゃ親だよ??大人だよ??アラフォーやで?
自分の稼いだ金で出かけるのに(←イヤな奴w)なんでいちいち子供の顔色みて

お伺いたてにゃーーーならんねん???なんであんたの許可がいるねん!あんた自分を何様だと思っとるねん!!」

と、にわか関西弁で突っ込みたい気持ちは満載でした。

でもね、ここはぐっと我慢。

ポイント⑤ わき上がる感情を、感じる

ポイント④のところで、なぜ責められる立場の人が逆ギレしてしまうかというと。
彼らも辛いのです。
負の感情が溢れてくるから。

一方的に責められることへの、怒り
今後の展開への、恐れ
そしてなによりも、悪いことをしたという、罪悪感

この感情から逃げたくて、否認なり反論という攻撃に出てしまうのです。

けれど「感情はしっかり感じること」が実は一番大切。
中途半端に逃げるから、傷は長引いたりこじれたりする。

それを学んでいたので、今回私はじっと自分の感情をただ、感じていました。

罪悪感、いたたまれなさ、申し訳なさ、恐れ・・・

ただ感じながら、娘の怒りや涙を受け止める。

ものの10分も経っていなかったと思います。

うえーーーーーん!!!

と、娘が私に抱きついてきて、私ももう一度

「言わなくてごめんね。次からはちゃんと言うね。」
「だからあなたも怒ったりすねたりしないでね」

と宣言&お約束して、ぎゅーーっとハグ。

「本当はお土産買いたかったのだけど、買わなかったから、欲しがってた文房具買ってあげる♡」

娘「え!!!ほんとーー!いえーーい♡じゃ、すみっこぐらしで!」

ポイント⑥ケンカのあとは、幸せな未来につながる「合意」を決める。

これからのための、お約束
お互いが同意して、無理のなく、でも納得できる落としどころを話し合いましょう。

子どもは単純(素直)でかわいいものです(笑)
感情を出し切ってすっきりし、ついでにご褒美をお約束して満面の笑みの娘。

もっとしつこくネチネチ言われると覚悟しましたが(笑)この一件はきれいにさっぱり終了。
あれから一度も文句を言われることはありません。
元通りの平和な日常です。

・・・修羅場劇場、いかがでしたでしょうか。
「責める立場」を経験した私が「責められる立場」にして欲しかった対応を心がけてみたら、
我ながらうまくいったなという事例にポイントを加え解説させていただきました。

責める立場も、責められる立場も、どちらも正直いってものすごく嫌なものです。
できれば避けて通りたい。

けれど、何か大きなショック・不幸な出来事が起こったとき。
それは一つ学びのチャンスともなり得る。

私にとってそのひとつが「コミュニケーション方法」を学ぶこと、でありました。

大人の場合は(複雑な事情もからむしw)こんなにシンプルには行かないかもしれません。
特に、ポイント④⑤が難しいのです。

自分の負の感情から逃げずに、相手の話をただひたすら聞く、ということ。

そこから逃げようとしてこじれてしまうケースが多かった。
我が家も、ご相談を受けた多くの仲間たちも。

けれど、大丈夫。
感情は必ず波のように過ぎ去っていきます。きちんと感じれば。
必ず消化=昇華、されていくのです。
自分の感情も、相手の感情も。
そしてその先にしか、本当の平穏は訪れません。

改めてそう実感した、日常の一コマでした。

読んでくださりありがとうございました(´▽`)

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