ザ・ノンフィクション(フジテレビ)で放送された「整形シンデレラ」
20歳そこそこの女の子達が、美容整形を通じて生まれ変わるドキュメンタリー。
コンテストでグランプリに輝いた女性と、惜しくも漏れてしまった女性。
その明暗を分けた「明確な違い」と、娘を持つ身として考えた
「子供に『整形したい』と言われたら、伝えたいこと」
この2点の考察です。
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整形シンデレラとは、湘南美容外科のサイトにはこう書かれています。
「整形シンデレラオーディション」は、
女の子の夢を全力で応援するプロジェクトです。
(中略)
合宿やレッスン、他者とのコミュニケーションを通して
「内面」も美しく成長していけるように、多方面からサポートをします。
オーディションに受かるった特典は
☆セミファイナリストとして(数百万円相当の)美容整形が無料で出来、
☆さらに選ばれたメンバー(ファイナリスト)は、
GirlsAwardというコンテストでランウェイを歩き、
☆さらにグランプリに選ばれると、賞金が!!
番組では主に4人の女性たちの詳細ドキュメンタリーが放映されました。
最終的にグランプリに輝いた馬場汐音さんと、準グランプリの田中その子さん。
惜しくも漏れてしまった(けど、セミファイナリスト以上まで残った)
黒木華さんと市川睦さん。
サイトにも乗っていらっしゃる美女たちです。
そもそも「整形しなくても十分いけるじゃーーん!!」
とツッコミたくなる彼女たち。
でもその心の中には、闇もある。
キツネ目とからかわれたことをきっかけに10年以上も引きこもりになったとか、
1日中、メイクをしていないと不安だとか。。。
そういった彼女たちが整形を通して前向きに、外にも出られるようになっていく。
そんなストーリーを私は二つの視点で眺めていました。
①同じ女性としての、共感
②娘を持つ母として。
「子供に整形したいと言われたら、何といおうか・・・」
①の立場で言えば、すごくわかるんです、整形したい気持ち。
私も自分の外見に悩んでいましたから。
特に思春期~20歳前後の頃。
持って生まれた美しい容姿があったなら、私の性格はこんなに屈折しなかったハズ!!
だから思う。
整形が前を向くきっかけになるのなら、トライするのも有効手段かも!!!
と思いつつ、立場②になると、また思いも変わるんですよ。
芸能人を見ても、不美人や太っているのをキャラにして輝いている女性もいますよね。
身近な女性たちを観察しても
美人=幸せ
不美人=不幸せ
なんて単純な公式にはならないのが、人生というもの。
道徳の教科書のような表現で恐縮ですが、やっぱり
◎人間、中身が大事!
だし
◎美人だからって、中身を磨かねば幸せにはなれない!
し、
◎整形に頼ってばかりではいつまでも「もっと・もっと」ループにはまるのでは。
っていう不安材料もある。
私自身、外見コンプレックスを乗り越えようとした経験がいくつもある。
(人見知りだけど)勇気を出して新しい場所・人に出会ってみるとか。
メイクを研究するとか。
ささいなことだけど、自分なりの努力を積み重ねたことで、いつしか
「可愛い」なんてことも言われるようになった経験もあるのですよ(照)
(褒められたことではなく)自分なりの一歩を踏み出した勇気は確実に
自分の心の財産になっている、という自負もあります。
そこで、思うこと。
「自分の娘に『整形したい』と言われたら、なんてアドバイスするか?」
金額の問題や身体リスクはあえて考えず、
「整形して幸せになれるかどうか」というマインドを考えたときに、
何がベストなのか。
同じ(外見コンプレックスを抱えた)身としては整形は画期的手段だと思う。
でも、安易にそれに頼って欲しくもない。
内面を磨くことのほうが同じくらい、それ以上に大事だもの。
自分の中に矛盾する二つの気持ちを抱えつつ、番組を見ていました。
主に登場したのは4人の女性たちのストーリー。
最終的にグランプリと準グランプリの2名が決まるのですが
(番組では準グランプリまでは触れておらず、公式サイトで知りましたが)
なぜこの二人が選ばれたのかは一切明らかにされていません。
個人的には、10年ひきこもり女性が整形を通して外に出た、バイトまで始めた。
そんな女の子はシンデレラストーリーかな、と思ったのですが、
この黒木華さん。
残念ながらファイナリスト選考に漏れてランウェイを歩くことはできませんでした。
彼女たちの明暗を分けたものは何なのか。
審査員は、何を見ているのか。
勝手に審査員視点を想像していたら、見えてきたのです!!
娘に『整形したい』と言われたら、の私なりの答え。
私が伝えたい、二つのこと。
それについては次の記事に続きます!
→湘南美容外科・整形シンデレラのグランプリから学ぶ!女性の真の美しさとは