子持ち主婦が働く理由は何か①経済的理由で働くママの幸福度は?

今日のテーマは「ワーキングマザー」
・子持ち主婦なのに働くのはなぜ?その2大理由
・2大理由、それぞれのメリット・デメリット
・幸せなままになるために考えるべきたった一つのこと
についての考察です。

スポンサーリンク


4月と言えば、ワーキングママ1年生はお子さんの慣らし保育がスタートする時期ですね。
すぐに慣れてくれればともかく、先生に渡すときに大泣きされることの方が多いかも。

我が家も次女&三女が転園し、慣らし保育から始めていますが、大泣きの我が子を前に
「こんなに悲しい思いをさせるなら、仕事辞めちゃおうかな・・・」
ふと、心が折れそうになります(T_T)

そもそも、子どもがいるのに働くのはなぜ?
その理由は、大きく分けると二つしかありません。

①経済的理由

シングルマザーである場合や、
共働きで妻が働かないと経済的に苦しい、という理由。

②精神的理由

ずばり、妻本人が働くことを希望しているケース。
会社が好きで長く働きたいから、
仕事が好きだから、
育児だけ、よりも社会とつながっていたいから、
最低限の暮らしではなく、金銭的に余裕のある生活を送りたいから、など様々。

もちろん、①と②がきっぱり線引きされるわけではありませんが
子持ち主婦が働く理由はざっくりいうとこの二つのどちらかと言えます。
子どもがいるけれど働こうかな~?と考え始めたときは、
自分がそう思う理由はどちらか、見極めてみるといいかも。

そこで、両者のメリット・デメリットの考察です。

スポンサーリンク
広告1

①経済的理由で働くケース

ここはまず【デメリット】から挙げてみます。

最大のデメリットは
△幸福感が薄いこと

以前見たデータでは、
「自分の希望(精神的理由)によりワーキングマザー」を希望している人の方が、
仕方なくワーキングマザーをしている人より、幸福度が数10%高い。
(データ出典が探せなかったのですが、よく考えれば当然のことですよね。
自分で希望しているか、義務感で働いているかの違いなので)

つまり、「経済的理由」という義務感で働いている人は、ストレスがたまったり
幸福感が感じにくくなりやすいということ。

では【メリット】はないのでしょうか。
いやいや、ここにもメリットは3つある、と私は思います。

①夫と対等になれる=夫が家事育児に積極参加してくれる

夫がいて、さらにその性質にもよるという限定的メリットですが。
専業主婦のママさんが口をそろえて言うのは、
「私は稼いでいないから、家事・育児は私がやらなくちゃ」と抱えるケース。
核家族の現代で、一人で家事も育児も実はめっちゃ大変なのにな~。。。

その点、「家族の経済のために」働くママさんは大黒柱でもある。
夫にも家事・育児の協力を堂々と求めやすいのです!
(それでも求めず、抱えるママさんも多いですが、それでいいのかな?)

②仕事を続けるうちに、社会人としてのスキルがアップ!

幸福度が高い②「精神的理由」で働くママさんたちの最大の弱みは、辞める選択肢が近くにあること。
働かねば暮らしていけない、という切羽詰まったものでないため、
子供・自分の心身・その他もろもろの理由で「退職」という選択肢を選んでしまうケースも多い。
それに対し「必要に迫られて」働かねばならないママさんたちは強い!
辞められない不自由さ・ストレスと引き換えに長年培った社会人経験は、いつしかママ自身の大きな財産になっている。

子どもが手を離れ自由になった時、その時にママさんの自由は誰よりも大きいはず。
キャリアを生かして転職する?
キャリアダウンしながら、自分の人生を楽しむ?
働き続けることができたアナタなら、愛想をつかした夫と別れることもできる!

ずっと専業主婦や退職してキャリアが中断してしまった女性で
「経済的な理由で・・・今更仕事もできないし・・・」
と離婚できない理由を恨めしそうに並べる方にもたくさん出会ってきました。

その点、やむにやまれる理由を乗り越え働き続けてきた女性は、強い!!
頑張った分の恩恵はいつしか必ずやってくるもの。

③周囲の応援が得られやすい

まだまだ「3歳児神話」が根強い我が国。
先日の読売新聞の投稿にもこんなのがありました。

☆保育園の前で親と別れ泣き叫ぶ子供の声を聞くのが辛い。子供は母親といたいのに。
「保育園建設反対」という人の中には、そんな「かわいそうな子どもの声」を聞くのが辛い人も多いのでは。
(投稿者・高年齢のおばあさま)

後日届いた反論。

☆「共働きじゃなければ生活できないから働いているんです!そういう世の中なんです。」
(投稿者・30代ワーキングママ)

・・・泣く子も黙るとはこのこと。
最初に投稿したおばあちゃんも、言い返せないんじゃないかな。
子どもを「かわいそう」にしないために、ママは一生懸命働いているんだもん。
(※もっとも、保育園自体、決してかわいそうな場所ではないんですけれどね)

「小さな子どもを預けて働く」というと、身近な人にまで批判されることもある世の中。
そんな時「生活のためです!!」と迷いなく言い返せれば、自分も相手も吹っ切れると思うんです。
そんな姿を、かっこいい!!とエールを送るのは私だけではないはず。

・・・以上、私の主観も(だいぶ)交じりながらの考察でしたが、最後に
「経済的理由」で働くママが一番に考えなければならないこと。
それは
「自分の幸福度を高めるために何が必要か」を突き詰めること。

仕事が嫌でストレスで、子どもと一緒にいたいのにいられない・・・
そんな「犠牲者」マインドに陥らないこと。

今の日本は社会福祉が手厚いので、はっきり言って働かなくても「死ぬ」ことはありません。
(生活保護などの最低限の知識さえきちんと手に入れていれば)

(実際、4人の子供を抱えるシングルママの知人は、生活保護+児童の手当もろもろで、
そこらのサラリーマンより手取りをもらってます)

「働かなければ」と諦める前に
◎自分と家族に必要な金額はいくらか?
◎家事・育児・仕事の分担を夫ときっちり話し合ったか?
◎転職活動も視野に入れてみるか?

など、細かく具体的に考えてみるのがおすすめです。
できれば、第三者に相談していろんな意見も聞いてみるといいですよ!

どんな理由であれ、働いていても働いてなかろうと、笑顔で幸せなママが子供にとって一番ですから☆彡

→「精神的理由」で働くケースについては次の記事へ
☆子持ち主婦が働く理由は何か②自分の希望で働くという覚悟と幸せ

スポンサーリンク
広告1

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
広告1