昨日のアドラー勉強会には、メンバーの一人が連れてきた、新規の方が。
アドラー心理学という名前は知らないけれど、参加してくれた理由。
「アドラーを学んで、子供に怒鳴らないで済むようになったという体験談を聞いて来ましたー!」
とのこと。
他のメンバーも「まだまだ怒鳴ってしまうんだよね」と悩みを吐き出してくれて意気投合。
ああ、子供を怒鳴ってしまうママ
って私だけじゃないんだなあ。。。と安堵しました。
学びを重ねて、アドラーを始め「怒鳴らないで済む」知恵を獲得している私。
けれど、日常生活の中では失敗もたくさん。
焦ったりイライラしたり、普通に諭せばいいと頭では分かっていても
「こうしなさい!!キー!!」
と怒鳴ってしまうことは日々あります。
特に年子の1・2歳の動きが活発になってきた最近は、心に余裕がないのが自分でもわかります。
ただ一つ。この勉強会を通して気づいたこと。
子供を怒鳴る悩みを抱えているママはたくさんいる!!
悩んでいる人には言いたい。「あなただけではないよ」と。
昨日話してくれたママさんたちも、どこからどう見ても菩薩のようで、温厚ママにしか見えない。
でも内心はそんな葛藤を抱えているんですよね。
アドラーの先生も
「アドラーを勉強したからってすぐに実践できるわけではない。特に子供が小さい時には
ママは本当に大変。
色んなコツを知って、できることから少しずつ試していって、そのうちに子供も成長していって・・・
そんな中で『最近自分は怒鳴っていないなあ』と感じるようになっていきましたよー」
と温かな経験談が。
それに加え、いくつかの具体的アドバイスをもらったのでご紹介。
☆子供を怒鳴りたくなった時に試したいアイディア☆
①タイムアウト
アメリカで使われるしつけ方法の一つ。
子どもを落ち着かせたり自己の行動を反省させるため、または親や教師が怒りを収めたり対処方法を考える時間を持つために、子どもを所定の場所で一定時間じっとさせておくこと。
参照 ウィキペディアより
一言で言うと、「その場を離れる」
子供には「お母さん、怒鳴っちゃいそうだから少し離れるね」などと正直に言えばOK!
クールダウンする時間を設けて呼吸を整えると、落ち着くことも。
②6秒間待つ
諸説あるのですが、怒りの感情のピークは最大でも6秒程度と言われています。
「カチン」と来てから6秒以内で発する言動は感情的になることが多く、非建設的な対応をしてしまうことが少なくないのです。
アンガーマネジメントでは、「反射で怒ってはならない」というメッセージを強く発信しています。
とにかく6秒我慢すれば、怒り心頭ピークは収まる様子。
怒りをコントロールする、というアンガーマネジメントの発送です。
そしてその6秒の間に考えるといいこと。
頭の中で「これは怒鳴るべきことか?10段階評価で考えてみる」
1:怒鳴るべきではない→10:怒鳴るべき
今はどの段階か?と。
8以上の自己評価「怒鳴るべき」出来事ならば、怒ってもいいんじゃないかしら!と講師の先生。
そんなことを考えているうちに、気持ちもクールダウンできそうですよね。
③口ではなく、怒りをモノで表してみる。
例えば手作りうちわに「怒」マークを書いておいて
「この札が出たらお母さんは怒っていますからねっ!!」と分からせておく。
怒ったら、それを出す(笑)
↓こんなイメージ(笑)
本気の時だけ使わないとギャグになってしまいそうなので、要注意!
でも感情表現にモノを取り入れる発想は面白そうです。
以上3つのアイディアでした。
これを聞いて、早速今夜試してみようと家に帰ったのですが・・・
その日は怒鳴りたいシチュエーションはありませんでした。
私自身が、こういったママさんの本音に触れて「ほっと一安心」できたことが大きかったんじゃないかなと思います。
安心して本音を語れる場所があれば、ママたちも怒鳴りたいほどに心が追い詰められないのかもしれません。
そんなことも考えた一日でした。
☆今日のまとめ☆
~子供を怒鳴りたくなったら~
①タイムアウト
とにかくその場を離れて落ち着くこと
②6秒間待つ
「本当に怒鳴るべきこと?」その間に考えてみるのがおすすめ。
③手作りグッズ
「怒り」「注意」などを書いた(絵で表してもいい)グッズに代弁してもらうと、ママは口を開かなくて済みますね!
何よりも大切なことは、ママがストレス発散できていること☆
同じ悩みを抱えるママはたくさんいます!
勇気を出して伝えてみたら、共感されたり、癒されたりするかもしれません。