前記事で、長女と友人Sちゃんのことを担任に相談すると決めたわたし。
経験者はなんてことないかもしれませんが、我が子は長女がはじめての小学校。
保育園のように、先生と話すタイミングなんてほとんどない。
どうやって相談するか?私も迷ったので、小学生のいる友人ママに相談しました。
ハードルが低い(実施しやすい)順に並べていきます。
①保護者会のあとに個別で声をかける
これが一番やりやすいです。
先生とすぐその場で直接話せるから。
デメリットは・・・先約がいたら待つこと、くらい。
②連絡ノートに書く
小学生ならおそらく担任に連絡するノート(欠席などを含め)があるでしょう。
それに書くケース。
ただしここでの注意点。
「ノートなので誰に見られるか分からない!」こと。
特に欠席で近所の子にノートを提出してもらうことはよくあるはず。
個人名が書かれていると、万が一ほかの人の目に触れたときは心配です。
見られても差し支えないような内容なら、これもやりやすいですね。
先生の都合を考えなくてもいいし。
③電話または学校に出向いて面談
直近に保護者会がないならば、これがベスト。
初めてだと一番ハードルが高いけどっ。
電話をしても結局「学校に来て話しましょう」と言われるケースは多いようです。
私は「ご相談したいことがある」という旨を②の連絡ノートに書きましたが、
すぐに日時を決めてくれた上で返信があり、学校に面談に行きました。
ものの30分ほどの面談でしたが、聞きたいことも聞けてとても有意義でした。
先生とのお話で気づいたことや言われたこと
■Sちゃんに関しての相談はうちだけではない(我が家の他にもすでに2件出ていた)
■Sちゃんに問題があることは先生もよく認識していた
■Sちゃんの家庭環境の複雑さや、本人も内心は「さみしがり屋で不安が大きい」ことを
オブラートに包みながらも伝えてくれた
■「色んな子と遊んで欲しい」という私の願いを理解してくれた
■担任もこれまで以上によく見て、必要あれば娘やSちゃんとの話し合いを持ってくれるということ
■娘に担任から伝えたいメッセージ
「好きなように学校生活を送って欲しい。遊びたい子と遊びたい時に遊んでいい。嫌なことをされたら
嫌と言っていい。それで不快なことをされたなら、先生は必ず味方になるからこっそり相談して欲しい」
担任は50代くらいのベテラン先生だったせいか、要領よく上記のようなことをまとめてくださいました。
学校の先生も大変ですよね・・・
頭が下がります。もうほんと、感謝しかありません。
翌日は娘やSちゃんも交えて話をしてくれたそうで、とりあえず娘の気持ちも一段落した様子。
今回、親である私自身も少し勇気を出して「相談に行く」ことを決めましたが、
結果的にはすごくすっきりしましたし、先生の人柄も分かり、本当に良かったです。
娘自身も
◎勇気を出して親に思いを伝えたら、親も行動をしてくれた
そこに信頼を感じてくれたんじゃないかな。
ちょっぴり思っています。
話しても聞いてくれない、心配してくれない。
そんな落胆が積み重なると、子どもは話をしてくれなくなってしまいそうだから。
もちろん、人間関係は一筋縄ではいかないし、今後もいろいろあると思います。
基本的には娘の問題は娘が解決するべき、という信念で「見守って」いきたい。
自分で解決する力、が育つように応援していきたいです。
けれど同時に、なんでも一人で頑張らなければいけないわけではない。
人を信頼して頼る勇気も必要。
そんなバランスも伝えていきたいなと思った経験でした。