先日長女(の友人関係)のことで、いよいよ学校の担任に相談しに行きました。
◎学校に相談するほどのことか?
◎どんな手順で相談するの?
迷いましたが、結果的には「聞いてもらってよかった~!」と大満足だったので
その経験からの考察をご紹介します。
長女が仲良くしているSちゃんは、小1ながら
嘘・モノを取ってしまうなどの問題行動がある女の子。
そのときどきで娘も悩んでおり、私も知恵を絞って話を続けてきました。
→参照記事
子供の友人の嘘や盗み癖、問題行動にどう対処するか。アドラーの知恵も借りて【前編】
子供の友人の嘘や盗み癖、問題行動にどう対処するか。アドラーの知恵も借りて【後編】
お母さんともやり取りするようになった結果、モノのトラブルはなくなって
一件落着~
とはいかず💦
新たな問題も出てきたようです。
例えば
■二人だと仲良くするのに、ほかの子が交じると(長女を)仲間はずれにしようとする
■先生の見ていないところで、(授業で使った)けん玉で突っつく
■長女が仲良しのお友達の悪口を言い「遊んばないでね」と釘を刺す
等など。
もちろん、彼女がそうしてしまう一因はうちの子にもあります。
とはいえ、寝る前に「明日も学校かあ・・・」
と憂鬱そうな娘を見るのは心が痛む。
とはいえ、アドラー心理学を学んでいる身として思うこと。
「子供の人間関係=子供の課題」
それに口を挟むのは、娘自身が学ぶ機会を奪うことにもなりかねません。
それと私の講師としての経験。
しょっちゅう質問に来る生徒や、相談に来る親御さんっています。
そういう生徒(保護者)は、ほとんどのケースが
依存的。
自分で問題を解決しよう!!と考える前に相談してしまう(人に頼る)
その結果、受験や資格検定の面では、良い結果がでないことがとーーーっても多い。
(参考記事)中学受験に向いている子どもに共通する要素は、子どもの「大人度」?!
モンスターペアレントにはなりたくないし・・・。
というわけで
「担任に相談するか否か」は迷いましたが、人に相談するのは決して悪いことではない。
相手に「依存」する心理では自分も子供も育たないけれど、
人を頼る勇気をもつことも大切。
そこで私の考えたのが以下。
子供のことで学校に相談に行く。その前に考えるべきチェックポイント5か条
これを満たしているなら堂々と、人を頼る勇気を持っていい!!
①自分で思いつく限りのアドバイスはしてみたか?
②子供なりに(今の自分に)できる限りのことは試してみたか?
③子供の話を十分に聞いたか?
④先生に聞きたいことが明確になっているか?
⑤相談に行く目的が明確になっているか?
どうでしょう(笑)?
ここがすべてクリア(あくまで自己採点でOK!自分に厳しい人は自己採点60点くらい、
甘い人も80点くらい取れてるイメージ)なら、すぐに相談に行きましょー!!
ちなみにわたしは、
①→「自分の気持ちをはっきり伝えよう」「嫌なことをされたら相手をじっと見据えてやめてと言おう」など
具体的なアドバイスはしてみました。
②→内気な娘。私のアドバイスのほとんどは「できないー!!」と言ってました。
が、けん玉で突っつかれた時は「やめて」と言ったらしい。
③→ここは、できました。途中で口を挟まずにとにかく聞いた◎
④→◎「クラスの女子のグループ状況を聞きたい」「Sちゃんはどういう子か聞きたい」
⑤→◎「娘のトラブルに関して先生ならどうアドバイスしますか?と聞きたい」
というわけで、完璧ではないけれど自分なりに相談する目的や内容も明確になったし、
自分でやるべきことは(いくつかは)やった、とも思えたので
思い切って担任に相談することに決めましたよー!
もちろん、ここまで事前に考える必要はないかもしれません。
(相談に行く人はすぐに行くでしょう)
けれど、しっかり事前に考えたおかげで、面談も短時間ながらとても実りあるものになったので、
迷った時に自分の頭を整理するのには、おすすめです!
次の記事では、どんな手順で先生にアプローチしたかということや、面談結果についてご紹介します。
☆本日のまとめ☆
子供のことで相談に行く。その前にチェックしたい5か条
①自分で思いつく限りのアドバイスはしてみたか?
②子供なりに(今の自分に)できる限りのことは試してみたか?
③子供の話を十分に聞いたか?
④先生に聞きたいことが明確になっているか?
⑤相談に行く目的が明確になっているか?