録画しておいたウワサの保護者会を見ました。
テーマは「子どものウソ」
→番組サイトはこちら
小1長女の友人には、ウソや友達のモノを取ってしまうSちゃんがいます。
親子で試行錯誤しているところなので、今回のテーマは必見でした。
そこから学んだ
◎親が意識するべきポイント
◎子どものウソ、についてのアドバイス3点(BY尾木ママ)
をご紹介します。
まず、私が一番興味を持ったデータについて。
それは
母親から「ウソはダメ」と言われている子供の割合はどのくらいか?
5カ国の比較
「母親からウソはダメとよく言われている」
日本16%、韓国42%、アメリカ50%、
イギリス49%、ドイツ32%
これによると、日本は他国に比べ、親の気持ちが子どもにきちんと伝わっていないことが読み取れるのです。(=ウソはダメ、と教わっていない。または子供に届いていない)
性教育を含めても思うこと。
当たり前すぎることって、案外きちんと子供に伝えていない=子供に届いていない
可能性があるということ。
ウソをつかない、人のものを盗らない、自分が大切に思える人と付き合う、いじめはよくないこと
などなど・・・
以前新聞で読んだデータ(詳細は忘れてしまいましたが)
自分の子供に「いじめがあったら教えてね」という親は半数以上なのに対し、
「いじめをしてはいけないのよ」と伝えている親はその半分にも満たなかったのを覚えています。
教育がすべてとは言いませんが、親にできることはしていきたい。
改めて「ウソはいけないこと」と伝えることの大切さを感じます。
(我が家はSちゃんの問題があるおかげで、ウソはいけないよ、人のものを取ってはいけないよ、という会話が多くなりました。
災い転じて福となす、とはこのことかしら💦)
そして「子どものウソ」に対処する尾木ママ3点アドバイスは以下。
①ウソそのものより、ウソの背景を見ることが大事
これが一番大事なんでしょうね。なぜ、そのウソをつくのか、という子どもの背景。
親にかまって欲しいとか、寂しいとか、学校でのトラブルによるもの、とか。
Sちゃんに関しては、私から見るとやはり「ママに構ってもらえない寂しさ」が一つあるのかな、と感じています。
アドラー心理学的に言うと「子供がそのウソをつく『目的』は何か?」を考えてみる。
その視点は持っていたいです。
②ダメなウソはダメと伝える
ここも番組でなるほど、と思ったところ。
先の話で「ウソはダメと伝える」大切さを書きましたが、同時に
「ウソにも良いものと悪いものがある」という大人の本音を伝えるのも大事だと。
例えば、お友達や兄弟をかばうための優しい「ウソ」は、否定するよりも褒めてあげたい部分。
現に大人だって、例えば友人にもらったモノが気に入らなくても
「ありがとう、嬉しいわ」っていうこともありますよね。
ときにウソは優しい気遣いにもなりうること。
この線引きは難しいけれど、「ダメ」なウソはダメだよ、と同時に伝えたい本音でもある。
③余裕を持ってみれば、ウソも成長の肥やしになる
尾木ママは冒頭で、ウソをついた子どもの映像を見て
「成長してるわね」と褒めていました(笑)
確かに、ウソをつく子は頭を使っている。
先が読めるようになったからこそ、ウソをつくことも。
もちろん深刻なウソが続くようなら専門家も含めた対処も必要だと思いますが、
見栄をはりたいのねー、くらいの可愛い嘘なら、子どもの成長と受け止める。
そんな親の器も時には大事かもしれません。
以上が尾木ママアドバイスでした。
子供がウソをつくと親は心配になりますよね。
私も長女(当時4歳)が「食べていない!」と言い張ったアイスの空の袋を見つけたときはショックでした😓
でも番組を見ていて、ウソをつく子は多いという現実を知りましたよー😁
親にできるアドバイスはしつつも、見守ったり、子供の背景をおもんばかる余裕を持ちたいなと思った時間でした。
☆本日のまとめ☆
子どもの嘘にどう対処するか
①ウソをつくようになるのも、成長の証
②ウソそのものよりも、なぜそのウソをつくのか、子どもの背景を考えよう
③「ダメ」なウソはダメ、と伝え続けることが大切