親子・夫婦でのコミュニケーション。「真正面」よりも効果的な「姿勢」とは。

冬休みに入り、数日が過ぎました。
先日ふとしたことから、長女が突如、学校生活で悩んでいることを語り始めました。

その時に感じた
◎話を深く聞くときの姿勢のコツ
をまとめてみます。

まだ小1(背は低く2、3歳年下に見える)の長女ですが、さすが女子💦
大人みたいな悩みを抱えていたわけです。
Sちゃんと、どうか関わっていくのがいいか
女の子グループ、どこに所属しようか(変わりたいらしい)
など。
※嘘や盗みぐせのある友人、Sちゃんについての記事はこちら→

私が仕事もしているし、下に小さい年子妹がいる我が家。
だからこそ、「なるべく長女の話を意識して聞く」と思っていたつもりですが・・・
冬休みが何日も過ぎてから、話してくれました。

なぜ彼女が心を開いて話をしてくれたのか?
その時のシチュエーションは・・・

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犬の散歩中

だったというのも、一因ではないかと思うのです。

というのは、夫とコミュニケーションが上手く取れずに試行錯誤していた頃。
学んだ知識がありました。

◎真剣に議論をしたいとき→お互いが、真正面に座る(対立の姿勢、とも言われる)
◎本音を引き出したいとき→目線をあえて、外す座り方をする

その法則を思い出したのです。
確かに、目線を合わせての会話は「真剣」になるけれど、同時に「緊張感」も生んでしまう。
特に、悩みやネガティブな思いを抱えている方は、心を開きにくい。

夫婦で会話を上手く深められた事例として
◎折り鶴を折りながら
◎ドライブしながら
◎一緒に料理をしながら・・・

などがありました。
共通するのは、相手が真正面ではなく「となり」にいること。
今回、たまたま二人で実家の犬を散歩していた(しかも薄暗い夕方)のが、功をなしたよう。

「ねえ、今から話すけど、怒らないって約束してくれる?」
「誰にも言わない?」
など、いちいちお伺いを立てながら話をする長女。

せっかく話し始めてくれたのだから、と私も「アドラー心理学」の知恵を思い出しながら

◎長女の目で見て、耳で聞いて、心で感じるように意識しながら(=共感)
◎横の関係で(=親だから、と上から説教しない)
◎子供に行動を決めさせるように(「どうしたい?」と質問を繰り返す)

耳を傾けました。

Sちゃんの問題は根深いところがあり、すぐに解決は難しい。
いい関係で、仲良くして欲しい願いもあるけれど・・・

ここもアドラーの原則
◎課題の分離
も私自身は意識しています。

そんな夕暮れの会話。
娘自身はすっかり心が軽くなったよう。
また、寝るときやふとした時にも、そういった悩み相談を話すようになりました。

いくつか具体的に
「これをやってみよう」ということも出てきました。
(娘自身が「今のクラスの女子のグループを紙に書き出してみて、3学期はどのグループに
入ることにするか考える事にするー!」と言いだしました。
自分で決めたアイディア、とりあえず実行してみようと思います)

改めて、人と話すことの「問題解決」パワーを感じています。

子供と、親と、配偶者と・・・
じっくり深い会話をしたいな、と思ったら。
ぜひ真正面ではなく、何かをしながら、くらいの姿勢を試してみてくださいー!

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