先日のアドラー勉強会。
講師の先生の驚くべきひとこと。
「アドラーを勉強している仲間で『自分の状況はアドラー心理学では打開できない!と『マインドフルネス』を学び始める人が出てきた」
アドラーの次はマインドフルネス?!
マインドフルネスとは、ウィキペディアによると、こう。
マインドフルネス(英: mindfulness)は、今現在において起こっている内面的な経験および外的な経験に注意を向ける心理的な過程である 。瞑想およびその他の訓練を通じて開発することができる。
これをすることで、われわれのストレスの大きな原因である、
「脳の疲れ」が取れるのだそうです。
ちなみに
【具体的な効果】 短時間で頭がスッキリする ストレス軽減 集中力アップ 学習・記憶を司る海馬の密度UP 記憶力テストで平均点UP 免疫力UP(血中の抗体UP) うつ病の再発防止効果
最近、アメリカなどでブームだそうですが、もともとは日本の「禅」が由来。
ちなみに、アドラー心理学の火付け役「嫌われる勇気」にも、マインドフルネスと一致することは書かれています。
人生とは、連続する刹那なのです。(中略)
われわれは「いま、ここ」にしか生きることができない。われわれの生とは、刹那のなかにしか存在しないのです。
人は「今、ここ」から幸せになれる。
いや、「今、ここ」からしか、幸せにはなれない、とも。
アドラー心理学もマインドフルネスも共通することは多い気がしますが、 マインドフルネスの方がより具体的な「今を生きる手法」を掲げている点で実践しやすいかもしれません。
では、マインドフルネス=今を生きるにはどうすればいいか。
先のウィキペディアにある方法
①瞑想
②その他の訓練
の2点のうち「初心者で、忙しい人でも今すぐできるもの」をお伝えします!
私は数年前に夫と揉めまくったことをきっかけに、「心を平穏に保つ」ための勉強を重ねた時期がありました。
誠実で信頼できるカウンセラーとの出会いもあり、心理学や(幅広く)宗教の本を読んだり、ワークショップに行ったり。
その中で「今を生きる」とか、「瞑想」に出会ったのです。
(当時はアドラーやマインドフルネス、という言葉も世に出ていなかったですが同じことです)
その中で「忙しくても今すぐに試せるマインドフルネス」のご紹介。
①瞑想
禅の教えでもある「今に生きる訓練」に最適とされるのが瞑想。
google社でも取り入れられたり、ビジネスマン向けの「瞑想会」も多々あるようです。
そして、瞑想、と一口に言っても様々な流派があります。
私が実践しているのは、コレ。
リラックスできるスタイルで座ります。
目をつぶって、ハナから息を吸って口からはきます。ゆっくり、深い呼吸がポイント。
この時、色んな考えが頭の中に浮かびますが、意識はそこに向けない。
「今、この瞬間」の自分のからだを感じることに専念する。
(暑い、寒い、痛い、心地いい などなど)
それだけ!
これを1日8分~30分以上続けると良いそうです。(私の読んだ本に書いてあった)
で、やってみると難しいのが・・・
とにかく雑念が浮かぶ!!
なかなか「無の境地」になれない!!
その時のコツは・・・
ラベルを貼ること
雑念が出るのは自然です。しょうがない。そこを否定する必要はなし!!
雑念が出てきたら他人が見るような感覚で
「雑念」とラベルを貼って、丸ごと放って捨てるイメージをする。
ラベルはなんでもいいです。
「妄想」とか、「焦り」とか「不安」とか・・・。
浮かんでくるたびに捕まえて、ラベルを貼って、捨てる。
なるべく今の自分の内側だけに集中する。
そのために、頭に浮かぶ余計なものは、その都度見つけて捨てる。
その繰り返しです。
ちなみに「無の境地」にはなかなか行けません。私は行ったことがありません(笑)
1ヶ月ほど、毎日の瞑想を続けていた時期もあったのですが、それでもよくわかりませんでした。
いいんです。
目的は「ストレス解消」だったり、「平穏」な気持ちになること、なので。
(「悟る」が目的であれば、修行に出るとか、また行動は変わるべきなんでしょうが(笑))
例え雑念だらけになってしまっても、10分ほど呼吸に集中してみる。
すると目を開けた時に、思いのほかすっきりしているんです☆
お金もかからない、今すぐできるこの「瞑想」
気軽に、試しにやってみるのをおすすめします♡
※瞑想ではないワークについては次の記事に続きます。