前記事では、性教育の本から感じた「子供の目線で考えること」の大切さを書きました。
とはいえ、忙しい中で「あの頃の自分がどう感じていたっけなー」なんてうろ覚えだったり。
そこでとっておきのアイディアをご紹介。
服部みれいさんの本より。
みれいさんは、マーマーマガジンという可愛くてエコな雑誌の編集長。
(参照:mmbokksホームページ)
見ているだけで癒されちゃう雑誌です。
そのみれいさんの言葉は、自分らしく温かく幸せに生きるための知恵に溢れています。
先の本「なにかいいこと」には、日々を心豊かに過ごすためのアイディアが満載☆
◎朝日や夕日を浴びに行こう
◎直感を信じる
◎運の良い人に近づく etc.
その中で特に興味深かったアイディアが
小さい頃に好きだった物語を読み返すというもの。
「子供の頃に好きだった物語を読み返すと、思わぬ発見があるよ」と言われて、みれいさんが読み返したのは
・キャンディキャンディ
・アルプスの少女ハイジ
・長靴下のピッピ
実際に読んでみて、衝撃を受けたそうです。
なぜなら、この3冊に共通していたのが
◎大変な逆境の中でいつも耐えている
◎なのに、とにかく明るくて元気
◎つまりは、がんばりやさん
そしてその「頑張りすぎる」姿は、みれいさんご自身の半生でもあったそう。
以下、ご自身の言葉でまとめられています。
そうです。まさに、自分が好きだった物語には自分自身が映し出されているのです。
その物語を読んだから現在の自分になったのかもしれないし、あるいは、あらかじめ今世に用意した課題に取り組むために、自分でその物語を引き寄せたのかもしれません。いずれにせよ、ごく小さい時期、まだ自分が確立していないときからある方向性を持つ物語を好んで読むということは、興味深いことだと思います。
(中略)
好きだった物語を読むことが、自分と自分の人生を客観視する、本当に大きな手助けとなりました。
みれいさんはこの経験を通して
「がんばらなくてはいけない」
という自身の最も大きな癖を手放す決心をしたそうです。
そしてそこから、「思い込みのストーリー」ではなくそれを超えた人生が動き始めている、と。
確かに、「今の自分」が正確に「あの頃の自分」を思い出すのは難しい。
(色々脚色されていたり、忘れていたりしそう)
でもあの頃好きだった物語には、その頃の自分が見えてきそうですよね。
私も冬休みには長女とともに、少女時代に好きだった本を探してみようと思います。