先日、前の職場の後輩Mちゃんと久しぶりにメールでのやり取り💌
結婚5年になる彼女、相変わらず平穏で楽しい結婚生活とのこと。
(Mちゃんもその夫くんもよく知ってるので嬉しい限り💕)
「彼と結婚するか迷ったとき、けむり先輩(私)の、
結婚するなら〇〇がない人がいいよ、っていうアドバイスが最後の決め手になったんですよー☺」と嬉しい言葉が。
ああ、私の苦い経験も人さまの役にたつことがあるんだなあ、
なんて思うとホロリ💦
ちなみに、○○ってなんだと思います?
答えは・・・
依存
です。
私は自分の人生を通しても、であってきたたくさんの人の人生を思った時も、
「やり直しのきかない失敗はない」
と心から信じています。
中学受験の失敗を高校・大学受験で果たす生徒
ブラック企業の経験を生かして、素敵な職場に転職した社会人
人見知りだったからこそ、人の気持ちのわかる転職を見つけた人
ネガティブな経験があったからこそ、それを昇華させてより良い人生につなげていく例は数え切れない。
だから、一見ネガティブな出来事も、真の「失敗」とは言えない。
で・す・が・・・
依存性だけにはなったらダメ
なのです。
まず、やり直せないんです。
依存性、と一口にいっても、依存の対象はさまざま。
アルコール、ドラッグ、ギャンブル、ニコチン(タバコ)、食べ物(摂食障害など)、セックス・・・
最近ではスマホ依存性、なんていうのも、よく聞きますね。
「なんでもかんでも病気のように表現するのはよくない!」
「みんなと楽しくお酒を飲むことの何が悪いんだ!!」
色んな反論もあることでしょう。
チョコレート依存症(チョコがやめられない)なんて言葉も見かけたことがあるし、何を持って依存性とするのかは曖昧でもあり、専門家によっても意見が分かれています。
ただ、例えば
酒好きと、アルコール依存症、それを分けるものさしが一つだけあるとすれば。
それは
罪悪感
が、キーワード。
やめたいのに、やめられない。
そんな自分を嫌悪する気持ち。
罪の意識。
そこから逃れるべく、また繰り返していく。
そんな悪循環を立ちきれない何か-〇〇への依存があるとしたら、
そこから抜け出るのは容易ではありません。
自分のことでも難しいんだから、人を変えよう、抜け出させよう、なんてまず無理。
よく「結婚したら変わるだろう」
という声を聞きます。
けれど、厳しいですが期待は極めて薄い💦
結婚したら
子供ができたら
転職したら・・・
外側の条件が変わっても、依存症になった人は、まず変わりません。
その事実を明らかに見る勇気をもつこと。
結婚相手のように長く人生をともにする人を選ぶ場合には、「依存」というキーワードも頭の片隅に置いておくべき。
私の父親もアルコール依存症、私自身もアルコールをやめられない時期が長く続きました。
また、夫自身の依存問題に関しては夫婦で何度ももめてきた部分です。
その苦しみを経ての、冒頭Mちゃんへのアドバイスだったのですが(彼女は私の事情はなにも知りません)
数年たって彼女から思いがけない感謝の言葉をもらい、感慨深い私です😭
そして、この経験があるからこそ、子どもたちには
「何かに依存する状態の怖さ」
は、伝えていこうと決めています。
どんな方法、伝え方がいいかはゆっくり考えつつ・・・
とはいえ、まだゲームもスマホも持たない長女(小1)をはじめとした我が子たち。
テレビは大好き(時間制限付き)ですが、テレビを消しても、
アルコールがなくても(当たり前だ)、
恋愛していなくても(笑)、なんだか楽しそうに遊んでます👭
無邪気に人生を楽しむ子供たちのエネルギー💖
学ぶべきは、私たち大人の方なのかもしれません。