先日、お片づけコーチングの講演会に行っていきました。
講師はお片づけコーチングの本も出している、芳賀裕子先生。そこで学んだ、「年齢別・子供とお片づけ」のコツ、モチベーションアップのポイントをご紹介。
子供の発達に応じた、お片づけ3つのステップ
①まとめる(1・2歳~)
同じ種類のものをまとめて、元に戻す作業。
②分ける(4・5歳~)
自分のやり方で分類する作業。
色→形→文字、の順で難しくなるので、まずは「同じ色のもの」といった分類から任せていく。
③しまう
ここでのポイントは「見た目のすっきりさ」ではなく
「使うときに便利かどうか」
あくまで目的は「使う人・使うシーン」にある。
使うときに取り出すいよう、収納を考えていく。
小学生のランドセルなら、1時間目→2時間目、の順番で科目ごとに教科書・ノート類を入れておけば、授業で上から取り出せばOK💯
そのように、「使うときに」ラクになるための収納を考えること。
なるほどーーー😍
ずぼら主婦な私。
とにかく少しでも「すっきり」させることが片付けの目的だと思っていましたよ。
(だから物置はぐちゃぐちゃだったり😅)
そうではなく、「使うときに楽になる」ことが第一目的だったんか~‼
ちなみに
「母親が片付け上手なほど、子供は片付け下手になりやすい(親がやってあげてしまうから)」傾向があるそう。
これは朗報(私には)‼
だから、母がダメでも子供は片付け上手になれるのですって😁
わりと几帳面な我が長女。
ランドセルに教科書を入れる順番は~、の話をしたら
「私、いつもそうしているよ‼」とあっさり。
(見てみたら、ちゃんとそうなってました)
我が子ながら、感動・・・😭
もちろん、めっちゃ褒めました♪
長女よ、さっさと私を乗り越えて、家中片付けてくれ~(心の叫び)‼
子供のお片づけモチベーションをあげるコツ
①説明する
ついつい親が先に手を出してしまったり(そのほうが早いからね)、感情に任せて
「片付けなさーい、じゃないと全部捨てるからね😤」なんて言ってしまったり。
けれど、幼稚園~小学生くらいの、話がわかる年齢になったら
「なぜ整理するのか」をしっかり説明することが大切。
整理する目的や、どんな効果があるのか、ゴール(目的)のためにどんな作業工程で進めるといいのか・・・
そんなことを話しながら、「ここはどうやって片付ける?」か子供と一緒に決めていきましょう。
②子供のゾーンを設ける
子ども部屋を必ずしも与える必要はない。けれど、「このカラーボックスは〇〇ちゃんの」といった、自分だけの場所を一つ与えること。
そしてその片付けは本人に任せて、手を出さない。
親が「待つ」忍耐も必要。
③楽しむ!
やっぱり子供は楽しいことが大好き(大人もか)💕
片付けの音楽を決めて、そのミュージックが終わるまでに片付ける、とか
ものを分けるゲーム!にして盛り上げるとか。楽しくなる工夫を考えていきましょう🌸
【感想】
お片づけ=主婦の仕事、とつい責任を感じてしまいがちだけれど、子供にも能力・アイディアはあるし、その力を伸ばしていくこともとても大切なんだなと実感しました。
今回の話をしたことで、長女は私より片付けポテンシャルが高そうなこともわかったし、子供と話し合い、任せつつ楽しんでいこうと思います💕
芳賀先生も「お片付けは段取り力がつく訓練になる!」と強調されていました。
(大学生でも「親が出してきてくれて当たり前、自分にはできませーーん」という人も多いのだそう。これは危険ですね💀)
子供のお片づけ力がUPすれば、ママもらくできる、子供は自立につながる、一石二鳥ですね✨