昨夜、小1の娘が「学校に行きたくない・・・」と言い出しました😖
子どもが落ち込んでいる様子だと、親のほうが不安になってきますよね。
そこで、その時のやりとりから見えた、
子どもの心を開く「五感を使ったコミュニケーション」のポイントをまとめます。
聞けば、行きたくない理由は
「明日、みんなの前で学芸会のセリフを一人ずつ言う練習があるから」
お友達のトラブルなど、大ごとが原因ではなかったことに一安心しつつ、
相変わらずシャイな娘にため息・・・😓
長女は口が達者で家では生意気ざかり。
でも内弁慶で気が弱く、人前で何かをするのは大の苦手。
セリフは当日決定するとのことで、家で練習することもできません💦
「そんなことで学校休むとは‼なに甘えとるんじゃ~😤」と一喝したい思いもあります。
けれど、上から抑え付けるのがいい解決策とは思えない。
→☆(参考)幸せを感じる心を育てるー親子で読みたい「気持ちの本」
子供の「気持ち」は大切にしていきたいという信念を優先し、まずは
共感
を意識しながら、会話をしてみました。
🙆🏻みんなの前で話すのって照れるよね、恥ずかしいよね、嫌だよね~わかるわかる。
そう思っている人って、あなただけじゃないよ、たくさんいるよ。
👧・・・
娘、完全にスルー。
心に響かなかったようです。
相変わらず、行きたくないの連発。
この時、なんて言いますか???
「学校は義務なんだから、そんなことで休むな~!甘えるな~!」と叱る。
「大丈夫だよ、前向きに考えなさい、ガンバレ」と励ます。
「そんなに嫌なら休む?」と同調する。
色んな答えがあるでしょう。
が、まだ小1。大人の理屈は伝わらないし、彼女自身の思いも、言葉では今ひとつわからない。そんな理由で休ませるのが、彼女にとって良いこととも思えない。
そこで私の経験から考えた、一つの質問。
「今の、行きたくないって気持ち、色にするとなんの色?」
👧「どういう意味?」
🙆🏻「もう死にたくなるくらい辛いなら、黒。そこまでではないけど、とっても嫌だ~~は茶色。なんだかモヤモヤするなあ、は灰色」
↑色の分類はテキトーな思いつき😓
返ってきた答えは
👧「灰色」
ああ、その程度ね(笑)
良かった、黒じゃなくて、茶色でもなくて。
と、私は一安心🍀
この気持ちを色で表す方法、娘は気に入ったみたい。
その後「どうしたら灰色が明るくなるかな~?」と二人で考えました。
youtubeで好きな歌を聴こうか⁉
体操する⁉
いくつか提案しましたが「お絵かきしたーい‼」と娘。
そんな話をしていただけで、
「今の気持ち、黄色になってきた~!もうすぐオレンジになりそう」
と笑顔が☺
子供っぽいやりとりに見えるかもしれませんが、この「気持ちを五感で認識する」方法は、大人にもとてもオススメ。
カウンセリングやセラピーでも使われる手法です。
色での認識は、視覚を使う方法ですね。
ピアノ🎹があるお家なら、今どの音?高い音(しあわせ)?低い音(かなしみ)?
音を使って表してみるのも面白い。聴覚ですね。
あとは・・・どんな匂い(嗅覚)固いのか、柔らかいのか(触覚)甘いのか辛いのか(味覚)
子供は感受性が豊かだけれど、それを表す言葉の力が追いついていないことが多い。
言葉だけのやりとりだと、大人も心配しすぎたり、逆に軽く扱ってしまったり。
だからこそ、子供もわかることば。
五感を意識したやりとりは、とてもオススメ。うちの娘の反応も良かったです
そのあとに娘が書いた絵は、無事に明るい感じ✨
めでたしめでたし・・・(今の心臓が、黄色だそうです)
と、言いたいところですが、やっぱり朝、当校直前になって
👧「行きたくない」
と泣いていました💦
でも「灰色」だよね。
黒でも茶色でもないんだよね。
そう分かっていますから、あとは娘の底力を信じて、半ば強制的に送り出しました‼
行けば、何とかやり遂げるだろうことも、今までの経験から感じつつ。
今後も色んなことがあるでしょう。
「真っ黒」になるような悩みが出てきた時には、学校その他に相談することも含めて真剣に考えたいと思いますが、
まあ、今は灰色だし。
見守りたいと思います🌸
(ちなみに、結局この日は娘の出番はなかったそう。ケロッと帰ってきましたわ😑)
⭐今日のまとめ~子供とのコミュニケーション~⭐
子どもが落ち込んでいるときは、五感を意識して話を聞いてみる方法を試してみて‼
今の気持ちはなにいろ?どんな音?など。
言葉よりも分かち合えるものがあるはず💕