最近、モンスター生徒さんのいるクラスの授業が多く、ちょっぴり疲れ気味な私😓
そのモンスター生徒とは。。。
授業を聞いていない、けれど個別の質問は長い、わからないのは全て講師の責任と文句を書いてくるetc・・・
そんな人(ちなみに30代女性)なのですが💦
けれど、見方を変えると「学ぶべきもの」もたくさんある!
そこで今日は、心を平穏に保つ人間関係のコツ、についてアドラー心理学の考えも交えてご紹介します。
私たち講師陣を悩ませる、そのモンスター生徒さんのいるクラスは全部で19人。
みんな「あのクラスで授業したくない!」というので、交代で担当しています(笑)
けれど、よくよくクラス全体を見てみると・・・
18人はフツーーーの良い人たちなの(笑)‼
それなのに「このクラスは嫌だ」と講師全体が口をそろえる。
ネガティブなエネルギーって大きいんだなーと思うと同時に、アドラー心理学のベストセラー「嫌われる勇気」の一節を思い出しました。
本書の中で、アドラー心理学の専門家「哲人」が言います。
ユダヤ教の教えに、こんな話があります。
「10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ会える親友になれる。残りの7人はどちらでもない人々だ」と。
この時、あなたを嫌う1人に注目するのか。それともあなたのことが大好きな2人にフォーカスを当てるのか。(中略)人生の調和を欠いた人は、嫌いな1人だけを見て「世界」を判断してしまいます。
せっかく私のことが大好きな人もいるのに、嫌っている(10人のうちの)1人にばかり意識を当ててしまう。
意外と当てはまる方も多いのでは?
私がそうなので😓
モンスター生徒さんはたった1人なのに、講師みんなそのクラス全体を嫌がってしまっている。
その中には「あなたを大好き」な人もいる可能性があるのに。
冷静に考えれば、全員に好かれるってありえない。
私が大好きでよくブログを見ている藤本さきこさんや、HAPPYちゃん。
ご自身が成功したり、幸せになったりした道筋を無料のブログやLINEで惜しみなく公開してくれています💖
それなのに、一定の「アンチ(否定派)」がいて、わざわざ批判のメッセージを送ってくるとか。(興味ないなら、読まなければいいだけなのに。。。好きの裏返しか?)
私も職業柄か、小心者ゆえか、わりと無難に人付き合いをこなせる性格だと思うんですが、それでも人生に何人か理不尽に嫌われたことがありました。自分に非があったなら諦めもつくものの、そうではないこともあり、何日も悩んだことも。
(結局なす術もないので、諦めましたが💦)
その時も、自分を好きでいてくれる人、励ましてくれる人も周りに居たのに、「自分を嫌う1人」のことばかり考えてしまっていたなあ。。
アドラー心理学では、こうした生き方のことを「人生の調和」を欠いた生き方と表現しています。
どんなに素敵な人でも、全員に好かれることはない。
反対に、どんなにしくじっても、全員に嫌われることもない。
「自分を好きでいてくれる人、応援してくれる人」に焦点を当てるのか
「自分を嫌いな人」にフォーカスして、そのことばかり考えるのか。
これは自身の「選択」なんだと思います。
改めて先の、ユダヤ教の一節を思い出してからは、一番前にいるモンスター生徒さん
ではなくて、
その他の生徒さんの顔をまじまじと見つめるようにしましたよ‼
そうしたら、微笑み返してくれる人もいる。
その人たちを見ていたら、楽しく授業を終えることができました☺
アドラー心理学でも
「全ての悩みは人間関係である」と断言されています。
それだけ、人間関係の悩みはつきないもの。
けれど、「何に意識を向けるか」の選択は自分次第。
平穏で、幸せでありたいなら
自分のことを大好き♡って言ってくれる人のことだけを考えるように、意識していきましょー💖