秋めいてきたこの頃ですね~
寒くなると、ついつい「いざ受験」って考えてしまう私。
塾で教えていたころの名残ね。
当時は小学3年生なんて、赤ちゃんみたいに小さく思えていたけれど(メインは小学校高学年から中学生に授業をしていたので)
今は3年生なんて、ずいぶん大人にみえるなあ(我が子が小さいので)
さて、先日興味深いお教室を発見!
漢字の寺子屋
このお教室、専業主婦だったママさんが一人で立ち上げたというもの!
しかも、英会話教室のノリで楽しく国語を学べる場がほしいと思い、手作りで作り上げたという。
未就学児(3歳~年長くらい)を対象に、「漢字が読めるようになること」を目的としたお教室
私も常々
「英会話教室はあるのに日本語を学ぶ場所ってないなあ」と思っていたので、その理念にはとても共感
ところで、一つ質問です!
中学受験に向いている子の資質として挙げられるキーワード。
〇〇度の高さ
さて、〇〇って、なんでしょう!??
学習塾に勤めていた時に上司に言われて、その後自分の経験を通しても超実感したこのキーワード。
正解は・・・
大人度
抽象的な言葉でゴメンナサイ
でも、ほんとに的を射ているキーワードだと思うんです。
今でも覚えている、授業で使った、小6国語プリント。
須賀敦子さんのエッセイからの問題。
敦子さんが姑から、
「結婚とは塩を1トンなめ尽すことである」と教えられたというくだりから、
この言葉が意味することは何か、説明しなさい。
・・・深くないっすか?????
結婚して7年、家出も離婚に向けての話し合いも、いろいろいろあった私には、わかるよ、今なら。
なぜさとうではなく、塩なのか。
1キロではなく、1トンなのか。
なぜなめる、ではなく、なめ尽す、なのか。
こんなことを、ランドセルしょった12歳に問うなんて
でもね、いいこと書く子はいるんです。
どこで知ったんだよ、オイ!突っ込みたくなるわ
でも、こういった「大人ならわかること」を想像できる子は大人度が高いんです。
そしてそういう子は、伸びる。
私は今は自分の子供に受験をさせようとは考えていませんが(長女、小1)もし自分の子が客観的に見て、この「大人度」を備えていたら、そして本人が望むなら、中学受験のバックアップはしたいなと考えてます。
先の問題は特に難しいレベルだけれど、そこまでいかなくても、周りへの配慮とか、教師に対する態度とか
「大人みたいだなあ」
って思わせる言動がある子は、中学受験に「向いている」と言える。
「うわーうちの子は違う!」
って思ったアナタ!
それでも親子で頑張るもよし(小学生は1年1年で飛躍的に変化しますからね)
または、高校受験でこそぐーんと伸びる子供もいますから(男子に多い)焦る必要なしっ!!
じゃ、じゃあ、大人度ってどう育てるのさ!!!
難しいですねーーー
そこでヒントだと思えるのが、冒頭のようなお教室なんですが
次回に続きます♪